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アディショナルタイムを知ってより観戦楽しむ7つのポイント

2016 8/11 21:57
サッカー
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サッカー観戦を楽しむためにはルールを知っておきたい。 アデイショナルタイムを知ってサッカーをより楽しむ方法をお伝えしたいと思う。

サッカーの試合は90分+αである

サッカーの試合は前半45分、後半45分の90分という時間の中で行われるが、その前半と後半の試合が停まった時間を計算し、アディショナルタイムという時間が設けられる。 アディショナルタイムというのは前半と後半それぞれに存在し、多い時には8分ものアディショナルタイムが加算されることになる。前半はほとんどの場合で1分から2分、後半は3分から8分ものアデイショナルタイムが設けられることになり、90分+αの時間が存在する。

アディショナルタイムはどう決められるのか

アディショナルタイムはそれぞれの試合で何分設けられるかは違う。アディショナルタイムはその試合の45分の中でどれだけ試合が止まったかという時間の元で計算されているのだ。例えば、選手が負傷して倒れ込んでしまい、担架が入り運ばれたり、医療スタッフが入り治療を行ったりすることで時間が多く止まることになる。FKの際に選手たちがボールを蹴るのに時間を擁したり、選手同士が言い争いになったりした時も時計は止まることになるから、その試合のその日の流れによってアディショナルタイムは変わることになる。通常前半1分から2分、後半は3分から4分のことが多いだ。

アディショナルタイムはどう知らされているのか

アディショナルタイムは前半後半共に44分過ぎになると第4審判が時間を示したボードを持ってスタジアム全体に伝える。 その時に表示された数字分だけプラスされることになるのだが、ピッチ上にいる主審に伝えられ、主審はそれを元にアディショナルタイムを90分からスタートさせ腕時計によって図る。しかし、アディショナルタイム中にも選手交代が行われたり試合が止まることも多いので例えばアディショナルタイム3分と表示され、3分が過ぎてもプラス加算で少し長めにアディショナルタイムを取ることもある。

アディショナルタイムだからこそ生まれるゴールもある

アディショナルタイムは前半と後半にあるが、後半のアディショナルタイムは特に、90分戦い体力も消耗している中でも最後の戦いの時間となることで、より集中した時間を過ごさなければならない時間となる。 特に1点差で負けているチームはその時間にどんなことをしてでも追いつこう!と集中攻撃を仕掛け、時にはGKまでもが前線に上がって1ゴールを目指し攻撃を仕掛ける。攻撃にも守備にも集中が必要な時間帯となり、その時間に試合が動くようなアグレッシブな両チームのプレーが観ることができるので、サッカーがより楽しくなる時間でもある。

まとめ

サッカーでは未知数のアディショナルタイムがあるからこそ試合の動きがよりわからなくなり、楽しむことのできる時間となる。この時間に決まるゴールの格別さ、逆にゴールを決められる脱力感は、アディショナルタイムにしか味わうことのできないものだ。意識を持ってサッカーを観戦してみてほしい。