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サポーターの心を熱くする!Jリーグチームのテーマソングとは?

2017 3/8 11:01芝田カズヤ
サッカー
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Photo by Syda Productions / Shutterstock.com

サッカーにおいて最も盛り上がるのはゴールの瞬間ですが、それ以外にもサポーターの心を熱くしてくれるものがあります。それがチームのテーマソングが流れる時です。今回はJリーグのチームのテーマソングを紹介したいと思います。

浦和レッズ ~KEEP ON RISING~

Jリーグ開幕当初からリーグに参戦していて、今やJリーグ屈指の強豪チームとなった浦和レッズ。レッズにももちろんテーマソングがあります。有名なものとしては、歌手のロッド・スチュワートのSailingを原曲としている「We are Diamonds」がありますが、ここでは別の曲をあげたいと思います。
「KEEP ON RISING」は開幕当初からサポーターによって歌われている歌です。この曲はスタジアムで試合中歌われるだけではなく、KEEP ON RISINGは浦和レッズのホーム、埼玉スタジアムの最寄駅である浦和美園駅の発車メロディーとして使用されているのです。
ファンは試合当日は多くの人でごった返す駅でKEEP ON RISINGを聞いてサポーターは試合への気持ちを高めていくのです。

ジェフユナイテッド市原・千葉~OVER~

続いて紹介するのはジェフユナイテッド市原・千葉です。こちらも浦和レッズ同様Jリーグ開幕当時からのチームですが、現在はJ2に所属していて、J1への復帰を目指しています。
そんなジェフのテーマソングとして紹介するのは「OVER」です。この曲はオフィシャルサポーターソングとなっています。曲を作ったのは歌手の光永亮太氏で、なんと中学生時代にジェフのジュニアユースチームに所属していたんだそうです。ジェフOBの歌手が作るテーマソングということで、チームにゆかりのある歌となります。

ガンバ大阪~奇蹟の絆~

ガンバ大阪からはチームのオフィシャルソング「奇蹟の絆」を紹介したいと思います。この曲は試合に勝利した時などに歌われるのですが、その特徴の1つとして歌詞を一般公募によって集まったキーワードをもとに構成しているということが挙げられます。
一般公募ということでサポーターの気持ちが歌詞に現れているのです。また、曲を歌っているのはガンバの選手やスタッフたちであり、サポーターが作った歌詞をチームの選手たちが歌うというまさにガンバが作ったガンバによるガンバのための曲だと言えます。

ファジアーノ岡山~夢~

続いては2016年にJ1昇格争いを繰り広げたファジアーノ岡山です。ファジアーノはチームの理念として「子供たちに夢を!」という言葉を掲げているのですが、ここで紹介するテーマソング「夢」はまさにチーム理念を体現した曲と言えます。
「夢」はチームの公式イメージソングとなっているのですが、この曲も先ほどのガンバ大阪と同様に公募されたもので、募集の結果地元岡山出身のghostnoteによって作られました。先ほどのガンバもそうですが公募によってオフィシャルソングを決めることができるのは地域密着をかかげているJリーグだからこそだと言えます。

FC東京~You'll Never Walk Alone~

最後に紹介するのはFC東京の「You'll Never Walk Alone」です。この曲はFC東京の前身チームである東京ガス時代からサポーターによって歌われている、チームにとって歴史ある歌です。
FC東京にとってもゆかりのある歌なのですが、世界のサッカーシーンにも非常に深い関わりを持つ歌です。実はこのYou'll Never Walk Aloneは、世界的なビッグクラブである、イングランドのプレミアリーグに所属するリヴァプールのクラブアンセムとしても歌われているのです。ですので、もしかしたらリヴァプールの曲というイメージが強い人もいるかもしれませんね。
このように複数のチームによって歌われるチームのテーマソングということで、サッカーと非常に関わりの深い歌となっています。

まとめ

ここまでJリーグのチームのテーマソングを紹介してきました。それぞれのチームにゆかりのある人によって作られた曲や、長い間サポーターによって歌い継がれてきた曲など様々です。しかし、どの曲もそのチームのサポーターにとっては気持ちを高めてくれる曲です。ぜひ、スタジアムで実際に聞いてみてはいかがでしょうか?