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ベガルタ仙台を支えるサポーターの存在とは?

2017 3/3 09:51芝田カズヤ
サッカーボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by FocusStocker/Shutterstock.com

プロサッカーチームにおいてチームを支える存在、それがサポーターです。時には励まし、時には叱咤することもあるチームのことを愛している存在だと言えます。今回はサポーターの中でもベガルタ仙台のサポーターに注目し紹介したいと思います。

ベガルタ仙台とは?

ベガルタ仙台のサポーターを紹介する前に、簡単にベガルタ仙台について紹介します。ベガルタ仙台は、その名の通り宮城県仙台市をホームタウンとするプロサッカーチームです。1999年にJ2リーグが始まることに伴いJリーグに参戦しましたが、チーム自体は1988年に創部された東北電力サッカー部を前身としています。
Jリーグ参戦前はアマチュアの最高峰リーグであるJFL(ジャパンフットボールリーグ)で戦っていました。Jリーグ参戦後は2002年に初めてJ1リーグに昇格しましたが、2003年シーズン終了時に降格が決まりその後は、2009年まで6シーズンJ2で戦いました。しかし2010年にJ1に昇格するとその後はJ2に降格することなく、J1に定着しています。
では、そんなベガルタ仙台のサポーターはどのようなものなのでしょうか?

ホームゲームではサポーター自由席に集う

Jリーグの各チームには熱狂的なファンが必ずいて、サポーター団体などを組織していることもあります。ベガルタにもいくつかのサポーター団体があるようです。そんな熱いサポーターたちの存在がチームに力を与えてくれます。
ベガルタのホームゲームが行われるユアテックスタジアム仙台ではベガルタサポーターは ゴール裏のスタンドに集結して応援を行います。このサポーターが集まる場所はサポーター自由席とされていて特にスタンドには熱狂的なファンが集まるそうです。

ベガルタ仙台サポーターを支える後援会

ベガルタ仙台にはサポーターをサポートする組織があります。それがベガルタ仙台・市民後援会です。この後援会はベガルタ仙台がよりよいクラブになるように、そして地域のスポーツの発展を目指してベガルタ仙台がJ2に参戦した1999年に発足しました。
ベガルタ仙台を応援しているのは間違い無いのですが、直接スタジアムで応援するような組織というわけではなく、試合時に写真を撮ったり、試合後にゴミ拾いをしたり、地域のイベントに参加したりと、その活動範囲は様々です。これらの活動の1つにサポーターが応援を楽しくできるようにするというものが含まれています。クラブのことを思い、さらにはサポーターのことも思うチーム愛を持った組織であると言えます。

ベガルタ仙台のサポーターの特徴

ベガルタ仙台サポーターの応援の特徴はその熱さだと言われています。特に同じ東北地方に位置するモンテディオ山形との試合の時はめちゃくちゃ盛り上がるそうです。ちなみに山形のホームでの試合の際に山形のサポーターよりもアウェイの仙台のサポーターの方が多かったという話も残されています。
とにかく熱いベガルタサポーターですが、応援歌やチャントのセンスが良いと言われています。様々なアーティストの曲をアレンジした応援歌は試合の様々な場面で聞くことができます。

あの人もベガルタサポーター

ベガルタ仙台サポーターには有名人の方々もいます。例えばお笑い芸人・サンドウィッチマンのボケ担当・富澤たけしさんはベガルタ仙台のユニフォームを着てネタを披露したこともあるそうです。
また、フィギュアスケートの羽生結弦選手は仙台市出身で、しかもユアテックスタジアム仙台の近所で育ったということもあり、これまでベガルタ仙台のセレモニーに参加するなどしています。オリンピックでの金メダル獲得という活躍もあってサポーターからは名誉サポーターにしてほしいという声も上がっているのだとか。
出身地のチームは応援したいものですが、それは有名人もかわらないようですね。

まとめ

ここまでベガルタ仙台のサポーターについて紹介してきました。2010年からJ1に定着し続けているベガルタ仙台ですが、その背景にはサポーターの熱狂的な応援があったことは間違いありません。ぜひ、選手だけでなくサポーターの存在にも注目してみてください。