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アルビレックス新潟の10番を背負ってきた名選手5人

2016 7/31 18:20
サッカーボールⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

観客動員数で常に上位をキープするアルビレックス新潟。チームを支えてきた名選手はどんな選手がいるのだろうか?
今回は、アルビレックス新潟の歴代背番号10を背負ってきた選手たちを紹介する。

背番号10番を定着させた!エジミウソンシルバ

1999年にJ2リーグ参入以降、ずっと背番号10を背負うべき選手が見つからず苦しいシーズンが続いた。そんな中で、初めてJ1に昇格した2004年に背番号10を背負ったのがエジミウソンシルバだ。典型的な背番号10タイプではないものの、ストライカーとして多くのゴールを挙げた。
特に、2005年シーズンには18ゴールを挙げて、全国的にも注目される存在となった。2008年に浦和レッズに移籍するが、今でもエジミウソンシルバのことを忘れるサポーターはいない。

Jリーグ屈指のセットプレイヤー!マルシオリシャルデス

歴代Jリーガの中でも、屈指のセットプレイヤーとしてマルシオリシャルデスの名を挙げる方が多い。2007年はエジミウソンシルバに背番号10を明け渡すものの、2008年から3年間、背番号10を背負いプレイし続けた。
マルシオリシャルデスのアルビレックス新潟でのハイライトといえば、やはり2010年7月24日ベガルタ仙台戦がある。なんと、PK、FK、CKでゴールし、ハットトリックを達成した。また、流れの中でもチャンスの起点となり活躍し続けた。

マルシオの重圧にも打ち勝った!?ミシェウ

2011年にマルシオリシャルデスが浦和レッズに移籍したため、このシーズンはミシェウが背番号10を背負った。ジェフユナイテッド千葉で実績を残していたプレイヤーであり、アルビレックス新潟でもいきなり大車輪の活躍を魅せる。
残念ながら、前任者のマルシオリシャルデスほどのインパクトを見せることはなかったものの、当時の黒崎久志監督にも高く評価されていた。2シーズンでブラジルに帰国してしまったが、もっと見たかったプレイヤーの一人である。

新潟生え抜きの鉄腕!田中亜土夢

地元新潟の選手として、前橋育英高校卒業後にアルビレックス新潟に入団したのが、田中亜土夢だ。その名前のインパクトもさることながら、コンスタントに実績を残していく。ファンも、生え抜きの選手として多くの期待を寄せて、その期待に答えてきた。
海外チームからのオファーも受ける中、2014年に自ら背番号10をつけることを志願してプレイする。残念ながら思うような結果を残すことができず、シーズンオフにHJKヘルシンキへ移籍する。ただ、今でも田中亜土夢が戻ってくることを願ってやまない。

現在の背番号10はこの人!ラファエルシルバ

アルビレックス新潟のシルバと言えば、レオシルバが有名だ。ただ、レオシルバに引けを取らない活躍を見せているのが、ラファエルシルバだ。エジミウソンシルバの系統を組む、ストライカータイプの背番号10として活躍している。
怪我がちなところが気がかりだが、これからもゴールを量産し続けてくれることだろう。ラファエルシルバがボールを持つと、ファンの歓声が人一倍大きくなるのも、その期待の表れと言える。

まとめ

他のチームと比べ、アルビレックス新潟では外国人選手が背番号10を背負ってきているのが特徴だ。また、ストライカータイプの選手が背負う傾向がある。他のチームに引き抜かれるのは残念だが、サポーターを熱く燃え上がらせるような選手が登場することを期待したい。