「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

最多勝ち点チームのプライド、浦和レッズの2017年展望

2017 2/22 15:03Aki
サッカーボール,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

クラブは継続路線を決断

そんな成長を感じさせながらも結果は悔しいものとなってしまった2016年を経て迎える2017年。クラブとしては例えばこれまでと全く異なる資質を持つ選手を獲得することでチームの戦い方を変えるという考え方もありましたが、ここまでで獲得したのは昨年最も成長した若手選手の1人である矢島慎也選手の復帰や、アルビレックス新潟のFWラファエル・シルバの獲得などこれまでのチームをベースにした補強を実施。つまりこれはクラブが継続路線を決断したということ。
浦和レッズは昨シーズンまでのミハイロ・ペトロヴィッチが持つ。「サッカーを楽しみ、内容にこだわる、そしてその先に結果がある。」という哲学を継続することを決断しました。
これは、もちろんこの先に一気に大きな成長を見せる可能性もありますが、これまでや2016年の様にハッキリ目に見えるわかりやすい成長ではないかも知れない。しかしクラブを成長させるためには継続することで一歩一歩着実に成長する方法を選んだということです。
インパクトの強い1試合を切り取って「限界だ」と判断することは簡単なこと。変化を加えることで効果的かどうかは別で何かを行ったというアピールにもなる。しかしクラブはその安易な方法を選びませんでした。
浦和レッズが下した決断は結果でしか判断できないものではありますが、最多勝ち点を獲得したチームのベースはそのままにさらなる積み上げを行うチームは、再び年間勝ち点で優勝を決めるという2017年のJリーグにおいて間違いなく優勝候補の筆頭といっても良いでしょう。

期待のかかる2017年の槙野智章選手

2016年のチームにはさらなる進化を見せた選手が何人もいました。その中で注目の1人は日本代表でもあるディフェンダー槙野智章選手。
槙野選手はこれまでディフェンダーでありながらも攻撃的なプレーで注目をあつめてきた選手。
しかし2016年はこれまで頻発に見せていた攻撃参加は控えめに、守備でスピードや1対1の強さを感じさせるプレーを披露していました。
しかしチャンピオンシップの2戦目で鹿島アントラーズに決勝点となるPKを与えてしまったのも槙野選手。結果的に槙野選手の与えたPKで浦和レッズはリーグチャンピオンの座を逃したとも言えます。
槙野選手自身もこのプレーについて大きな責任を感じていた様で、試合終了後普段なら時間の許す限りメディア対応を行うことで知られている槙野選手はこの日は最低限の対応をしただけで足早にその場を立ち去ります。
メディアなどで見られる姿からはおちゃらけた印象を持たれることも多い槙野選手ですが、実際は自分自身に厳しく、練習から全力を出す事ができる選手。
このプレーがおおきなきっかけとなり2017シーズンはさらなる進化がみられるかもしれません。

おすすめの記事