「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

J1残留が最大の目標となる北海道コンサドーレ札幌の2017年展望

2017 2/22 15:03Aki
サッカー
このエントリーをはてなブックマークに追加

爆発した2トップ+トップ下のトライアングル

2016シーズンの北海道コンサドーレ札幌は3バックを採用。しかしその布陣は多くのチームで採用している1トップ2シャドゥの3-4-2-1ではなく、また一部のチームが使用し始めている3-1-4-2ではなくダブルボランチと2トップ+トップ下を配置する3-4-1-2。以前は使用するチームも多くありましたが近年は採用するチームが少なくなってきた形でもあります。
この布陣を採用した最大の要因はおそらく前線のタレントの能力を最も活かす事ができる形であったから。1トップではなく2トップで、トップ下を置く形に行き着いたのでしょう。
実際この3人による攻撃はかなり脅威で、このポジションに入る事が多かった都倉・ジュリーニョ・内村の3人は全て2桁得点を記録しています。またこの3人が中央にいる事で特に効果的だったのはカウンター。先制すると相手チームが前掛かりになる分、カウンターが効果的になり、それが先制した試合の勝率を高める事に繋がったのではないでしょうか。

攻撃陣を支えた守備陣の強さとハードワーク

北海道コンサドーレ札幌が2016シーズンに採用した3-4-1-2ですが、この布陣が近年あまり使用されなくなったのは守備のバランスが難しいからという理由がありました。
特に難しいのがサイドの守備で、3バックの場合左右の両WBは最終ラインに下がり5バックの形になる形がベースとなりますが、前線を2トップ+トップ下の形にした場合、どうしても前線の3人が中央に固まってしまいサイドの守備が間に合わなくなる。その結果最終ラインの5人とボランチの2人による7人と前線3人の距離が広がってしまい、チーム全体が分断してしまう事が増えます。2016シーズンのコンサドーレ札幌もその状態に陥ってしまう事がありましたが、そうなってしまった場合でも守護神ク・ソンユン選手の安定感と、最終ラインの中央を固める3バックの高さと強さで相手の攻撃を跳ね返し、ボランチの2人の献身的な動きでカバー。
そして3バックの左に入る福森選手が守備だけでなく攻撃の起点としても機能することで、この難しい布陣を機能させ続けました。

おすすめの記事