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リーグ4位!ブラウブリッツ秋田の2016-2017シーズンを解説

2017 1/20 10:11
サッカーボールⒸShutterstock.com
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2016シーズンのブラウブリッツ秋田を振り返る

2016シーズンは、海外リーグでのプレー経験もあり、ジェフユナイテッド千葉時代には元日本代表監督のイビチャ・オシム氏の通訳を務めたことでも知られる間瀬秀一監督の2年目のシーズンとなりました。
2015シーズン終了後に引退や契約満了などで19名がチームを去ったブラウブリッツ秋田。2016シーズンは完全移籍で7名、レンタル移籍で3名、新外国人2名、大卒選手を6名と大幅な補強を実行しました。特に、AC長野パルセイロから加入した伊東輝悦選手は、マイアミの奇跡と呼ばれる1996年アトランタオリンピック初戦のブラジル戦で決勝ゴールを挙げた選手。惜しくも2016シーズン終了後に退団を発表しましたが、経験豊富なベテランとしてチームの精神的支柱となったことは間違いありません。
チームの大幅な補強もあって、最終順位は4位。一時は首位に立つなど2015シーズンの8位から大幅に成績を向上させることに成功したのです。具体的な成績を振り返ると、14勝8分8敗、得失点は+11。2015シーズンより6試合少ない日程でしたが、前年の15敗から8敗と大きく黒星を減らせたことが目立ちました。

ブラウブリッツ秋田のチームの特色は?

2016シーズンの大躍進からもわかる通り、大幅なメンバーの入れ替わりと共にチームの空気が変わったブラウブリッツ秋田。 実際のピッチ上での試合運びをみると、ショートカウンターを中心に攻守の連携がうまく機能した試合が多くありました。基本的なフォーメーションは5-4-1。まず1トップのCF・呉大陸選手の前線からの激しいプレスをかけます。2列目の選手は中央のパスコースを塞ぎ、相手をサイドに誘い込みます。そして、サイドの青嶋拓馬選手、川田和宏選手がインターセプトからのカウンターを狙います。
一方、カウンターの攻めが難しいと判断したときには、最終ラインにボールを戻してから呉選手に加えて青嶋、川田両選手がサイドを駆け上がり、3-2-5にフォーメーションを変えて一気に攻め込みます。
選手たちには、前線から積極的にプレスをかけていく運動量やカウンターに対応できるスピードやパス精度が求められます。メンバーが大幅に変わりながらも上手く機能したのは、間瀬監督のシステム構築と適材適所の選手の起用が大きな要因と考えられます。

ブラウブリッツ秋田の2017年の展望

さて、気になる2017シーズンですが、チームの大躍進の立役者である間瀬監督の退団が決定。2016シーズンは間瀬監督の方針が上手く結果を残せましたが、まだ発表されていない次期監督の下では新たな戦術に切り替わるかもしれません。
また、2011シーズンからチームの中心的選手で、2016シーズンにはサイドからのカウンターで大きく機能した川田和宏選手も現役引退を発表しました。リーグ4位と好成績を残せたことで、他チームからの補強もしやすくなるでしょうから、川田選手の穴を埋めるような中心選手の加入に期待したいところです。

まとめ

長い間リーグ下位が続いていたブラウブリッツ秋田。 2016シーズンの大躍進はたまたまだったのかと言わせないためにも、今後は優勝争いの常連として上位をキープしていきたいところです。 2017シーズンは、この勢いを持続できるのか、注目したいですね。

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