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ジュビロ磐田の歴代ユニフォームまとめ

2016 11/19 22:39
ジュビロ磐田Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

ジュビロ磐田のユニフォームにスポットを当てて、クラブ創世期から現代に至るまでの歴代ユニフォームの変遷をたどる。

【1994年のユニフォーム】オフト監督のもとで戦ったJリーグ1年目

元日本代表監督監督の座を退いたハンス・オフトが新監督に就任した。元イタリア代表のスキラッチを補強し、後の黄金時代を支える藤田俊哉、服部年宏、奥大介が入団したのもこの年だ。ルーキーイヤーながらナビスコカップで準優勝を果たし、順調な滑り出しとなった。
Jリーグ1年目のユニフォームは、現在と同じくクラブカラーであるサックスブルーを基調として、Jubiloの文字が小さく散りばめられたもの。特徴は流れる水のグラフィック。静岡県に流れる4つの川(大井川、富士川、天竜川、阿部川)を表しており、地域愛を表すアレンジとなっていた。

【2002年のユニフォーム】Jリーグ初の2ステージ完全制覇を達成

前年に、名波を中心とした黄金の中盤システム「Nボックス」が完成、アルゼンチンから帰国した高原が加わりさらに攻撃力を増したジュビロは、Jリーグ初となる2ステージ優勝を飾り、年間王者の座に輝いた。
この年のユニフォームは初めて襟のないデザインを採用。サックスブルーを基調に両脇にネイビーが差し色として入った目新しいもの。胸スポンサーはおなじみのコーヒーの「Nestle(ネスレ)」、背中部分には蚊取り線香でおなじみの「KINCHO」のロゴが入った。

【2006年のユニフォーム】胸スポンサーに漢字ロゴが初めて登場

前年には日本代表GKの川口能活や元韓国代表FWのチェ・ヨンスが加入。途中退任した山本昌邦監督に代わり後を継いだのは、Jリーグ初年度を戦ったOBであるアジウソン。なんとか立て直しに成功しリーグ戦を5位で終えた。
この年のユニフォーム最大の特徴は、胸スポンサーの変更。「Nestle」から不動産会社の「飯田産業」にバトンタッチされたが、毛筆でかかれたようなたくましい漢字のロゴはかなり目を引くものだった。
クラブエンブレムの透かしの美しさを食ってしまうほど、インパクトの強いものだった。スポンサー契約が満了する3年間にわたって、この大胆な漢字ロゴが入ったユニフォームを着用した。

【2016年のユニフォーム】J1復活後のファーストシーズンを戦う

2013年には初めてのJ2降格を経験、2年間のJ2生活を経て、現在J1復活最初のシーズンを過ごしている。
今季のユニフォームは、サックスブルーをベースに、胸元にネイビーを大胆に配置。斜めに細かく入ったボーダーラインが目に鮮やかなデザインとなっている。
また、7月?8月のホームゲームを「真夏の大決戦」と題し、情熱と闘志を表す赤をベースにした期間限定ユニフォームをリリース。3タイプのユニフォームでシーズンを戦っている。

まとめ

サッカー王国・静岡で生まれたジュビロ磐田。サックスブルーのユニフォームでたくさんの勝利をつかんできた。ホームスタジアムのヤマハジュビロスタジアムはこじんまりとしていながらも、たくさんのサポーターが応援に駆けつけ、毎試合サックスブルーに染まっている。一度足を運んでみてはいかがだろう。