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平成23年 なでしこジャパン世界一【平成スポーツハイライト】

2018 12/26 12:00SPAIA編集部
なでしこジャパンⒸゲッティイメージズ
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王者・米国に2度追いつき、PK勝ち

平成23年の女子ワールドカップはドイツで開かれた。6回目の出場となった日本は2勝1敗でグループリーグ2位で通過。準々決勝で開催国・ドイツを撃破、準決勝では川澄奈穂美と澤穂希のゴールでスウェーデンを破り、決勝にコマを進めた。 決勝の相手はそれまで一度も勝ったことがない米国。過去2度の優勝経験がある女子サッカー大国で、ワンバックという絶対的エースがいた。

試合は壮絶を極めた。立ち上がりから米国に攻め込まれ、辛くもしのいでいたものの、後半24分にモーガンの先制ゴールを許す。しかし、同36分に宮間あやが同点ゴールを決め、試合は延長に入った。

フィジカルで勝る米国に日本は速いパス回しで対抗するが、延長前半14分、ワンバックが勝ち越しゴール。延長後半に入って時計の針が進むにつれ、さすがに万事休すかと思われた。

しかし、日本は誰もあきらめていなかった。延長後半12分、宮間のコーナーキックに澤が合わせ、またしても同点。米国相手に最後まで勝利への執念を見せた。

120分を戦い抜いた両チーム。PK戦はGK海堀あゆみが2度止めて勝利をつかんだ。ついに世界の頂点だ。澤は最優秀選手と得点王に輝き、チームとしてはフェアプレー賞を受賞した。

国民栄誉賞に流行語大賞も

3月に東日本大震災が起こり、沈みがちだった日本に元気を与えたなでしこジャパン。8月には国民栄誉賞が授与され、「なでしこジャパン」はその年の流行語大賞にも選ばれた。澤はFIFAから女子のバロンドールにあたる「女子最優秀選手賞」に、佐々木監督は「女子最優秀監督賞」に選出された。

4年後の平成27年の女子ワールドカップ・カナダ大会では準優勝。平成31年に開催されるフランス大会への出場も決めている。

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