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サッカーワールドカップ2018 ロシアへの道 中東での戦いは楽ではない

2017 3/14 11:01きょういち
サッカー
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選手が不安になってしまう中東

 筆者が日本代表とイエメンの試合を見たのは2010年1月にあったアジア杯最終予選。結果から言いますと、若手で臨んだ日本代表は立ち上がりから雰囲気にのまれて2失点。その後、FW平山相太(当時FC東京)を投入してから流れが一変。代表デビューだった平山のハットトリック(ちなみに代表デビューでのハットトリックは1930年の若林以来80年ぶり2人目でした)で逆転し、3―2で勝利しました。

 さて、その時は直前に起きた米旅客機爆破テロ未遂事件に関与していたのがイエメンに拠点を置くアルカイダ系組織。米国や英国のイエメンにある大使館が業務を停止するなど、治安情勢が不安定でした。

中東

▲空港を出ると軍人が待ち構えていた。緊迫感が漂う


中東

▲マスコミのガイドだった男性。ガイドなのにナイフをちらつかせた


 選手たちには物々しい警護がついていました。どこへ行くにも警察が先導。パトカーが先導するので赤信号も関係ありません(ちなみに、報道陣のバスにも先導がつきました)。練習場では銃やスタンガンを持った警官と軍人が常に10数人いました。

 「大丈夫なんですか」

 こう記者たちに言ってきたのは、今やドイツで活躍する大迫勇也(当時鹿島)でした。
 当時は浦和にいた山田直輝は「銃を持っているのが怖い。両親も心配していた」と不安を隠しきれませんでした。

 イエメンサッカー協会は万全の警備を約束していました。確かに警備はしていましたが、それはそれで選手に不安を与えるものでした。
 当時の代表監督だった岡田武史監督も「何もないことを祈る」と語っていました。

同じアジアといっても東と西でまるっきり違う気候

 

 中東となると、日本のような東アジアとはまるっきり気候が違います。イエメンの首都サヌアは2200メートルの高地にあるので暑くはなかったですが、サウジアラビアやアラブ首長国連邦では、そうはいきません。3月でも最高気温は30度ぐらいになるようです。

 ちなみにイエメンのサヌアは高地にあったため、選手が息苦しさを訴えていました。日本選手はなかなか高地で戦うことがないだけに、「標高」というアウエーの洗礼を受けていました。

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