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歴代の10番から見る、Jリーグのクラブそれぞれのルーツ

2017 8/25 10:07Aki
10 soccer
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Jリーグで10番をつけるのは

ここでJリーグに目を移してみよう。Jリーグはブラジルサッカーから大きな影響を受けている。
そんな事もあり、各チームの10番といえば司令塔タイプの選手がメインだ。2017年には守備的ミッドフィールダーであるセレッソ大阪の山口蛍選手や、アタッカータイプのガンバ大阪倉田秋選手、ドリブラーである横浜F・マリノスの齋藤学など、いわゆる司令塔タイプではない選手も10番を付ける事が多くなっているが、基本的にはジュビロ磐田の中村俊輔選手のような司令塔タイプがつけるのが日本における10番と言っても良いだろう。
これは歴史を遡り、各チームの歴代の10番の選手を見るとより顕著にあらわれている。かつて日本を代表する司令塔だったラモス瑠偉氏をはじめ、ほとんどのチームで司令塔タイプの選手が10番を背負ってきたのだ。

他のチームと異なる10番像を持つサンフレッチェ広島

多くのJリーグチームが司令塔タイプの選手に10番を与えていた中で少し違った特徴をみせているのが、Jリーグオリジナル10の1つであるサンフレッチェ広島だ。
このチームでは2008年に柏木陽介選手が10番を付けて以降、高萩洋次郎選手など司令塔タイプの選手が10番を付ける事も増えたが、それまでは高木琢也氏や久保竜彦選手などのセンターフォワードタイプの選手が10番を背負ってきた。
ブラジルなどの影響を受けるJリーグクラブの中で、数少ないイングランドサッカーの影響を受けたチームであるという事がわかる。
これは、サンフレッチェ広島の初代監督がイングランド人のスチュワート・バクスター氏だった事に由来しているのだろう。
近年ではそのスタイルにも変化が見られるようになったが、サンフレッチェ広島はJリーグでは少ないイングランドサッカーの要素を持つチームなのである。

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