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大迫勇也選手を輩出した鹿児島城西高校サッカー部の軌跡と注目選手

2017 5/15 09:56kounotori
サッカー
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Photo by KP Photograph/Shutterstock.com

ドイツのブンデスリーガで活躍する大迫勇也選手を輩出した鹿児島城西高校。2014年から2016年の全国高校サッカー選手権大会で3連覇を果たすなど、鹿児島高校サッカーを語る上では欠かせない存在となりました。そんな鹿児島城西高校サッカー部の戦歴と注目選手を紹介します。

2008年、全国高校サッカー選手権大会で見事・準優勝

鹿児島県日置市に位置する鹿児島城西高校は、鹿児島県の高校サッカー界をけん引する高校のひとつです。
全国高校サッカー選手権大会には、過去7度出場。2度目の出場となった2008年には、青森山田高校や前橋育英高校など、強豪校を次々に破り決勝に進出しています。決勝では、広島県代表の広島皆実高校に惜しくも2-3で敗れ準優勝となりましたが、鹿児島城西の知名度を上げた大会にもなりました。
2014年~2016年まで3回連続出場するなど、鹿児島はもちろん、九州を代表するチームとして存在感を示しています。

鹿児島城西高校サッカー部が生んだ天才・大迫勇也選手

2017年、ドイツのブンデスリーガ1部・ケルンに所属している大迫勇也選手は、鹿児島城西高校サッカー部出身です。サッカー部在籍時は、1年生からレギュラーメンバーとして活躍しただけでなく、高校に入学すると同時にU17日本代表にも選ばれています。
2008年の全国高校総合体育大会・鹿児島県予選の決勝では、鹿児島実業高校相手に5ゴールを挙げるなど優勝に貢献しました。また、第87回全国高校サッカー選手権大会では、4試合連続2得点を挙げる快挙を達成しています。同大会では10得点を叩き出し、得点王にも輝きました。

鹿児島城西サッカー部の2017年の注目選手!DFの要・生駒仁選手

2017年の注目選手は、DFの生駒仁選手。1999年7月1日生まれで、2017年現在、高校3年生。
2年生当時から鹿児島城西高校サッカー部のDFの要として活躍してきた生駒仁選手は、U17とU18で日本代表に選ばれた経験もある実力派です。185センチの長身を生かした空中戦では、高さだけでなく抜群のポジショニングでエリア外へボールを弾き出すなど、幾度となくピンチを救ってきました。
2017年の鹿児島城西高校サッカー部において、欠かすことのできない選手です。

鹿児島城西サッカー部の2017年の注目選手!レフティ大脇瑞城選手

そしてもうひとり、鹿児島城西高校サッカー部で注目すべきはMF大脇瑞城選手です。
第95回全国高校サッカー選手権大会では、当時2年生ながら攻撃の中心選手として活躍。1回戦の北陸高校戦では、前半6分に先制点をたたき出しました。この1点が決勝点となり鹿児島城西高校は勝利しましたが、残念ながら3回戦で敗退となりました。
大脇瑞城選手は3試合すべてに出場し、ベスト16の立役者のひとりです。この経験を糧に、2017年も活躍してほしいですね。

鹿児島城西サッカー部の2017年の注目選手!GK泉森涼太選手

鹿児島城西高校サッカー部を語る上で忘れてはならないのが守備陣の存在。DFの生駒仁選手はもちろんですが、GKの泉森涼太選手も注目すべき選手のひとりです。
2年生の頃からレギュラーメンバーとして活躍しているだけでなく、第95回全国高校サッカー選手権大会の鹿児島県予選では、5試合で1失点に抑える活躍を見せました。180センチと、GKにしては並以下の体格ながらも、ピカイチの反応でチームのピンチを幾度も救いました。

まとめ

近年、目覚ましい活躍を見せている鹿児島城西高校サッカー部。DFの生駒仁選手やGK泉森涼太選手、そして点取り屋の大脇瑞城選手など、2017年も注目の選手が目白押しなので、各大会で良い成績を収めてほしいですね。