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あの日本代表選手の出身校!滝川第二高校サッカー部をご紹介

2017 5/15 18:56まるちゃん
サッカー
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Photo by Gelner Tivadar/Shutterstock.com

ロシアで開催されるサッカーワールドカップが迫るなか、本戦に向けて熱い戦いが繰り広げられている。アジア予選で日本代表としてゴールを決めた岡崎慎司選手の出身校でもある、神戸の滝川第二高等学校サッカー部の強さの理由を紹介していく。

兵庫県を代表する強豪校の滝川第二高校とは

兵庫県を代表するサッカーの強豪校、滝川第二高等学校。神戸市西区にある1984年に開校した学校で、運営は学校法人瀧川学園。2004年からは中学校も併設され、中高一貫教育も取り入れられている。
また滝川第二高校は世界で活躍できる力を身につけることを目標に『文武両道』を掲げ、勉強もスポーツも才能を伸ばすことを教育方針としている。とくにスポーツは独自のカリキュラムを採用しており、サッカー選手だけはなくさまざまなプロスポーツ選手を輩出している。

滝川第二高校サッカー部の活躍とは

1984年の開校と共にサッカー部は創設された。そして早くも2年後の1986年には、県内で『新人戦・選手権大会・総合体育大会』の三冠を達成し、それ以降も兵庫県下でトップチームとして快進撃を続ける。
また滝川第二高校サッカー部は県内だけはなく全国大会でも数多く活躍し、2011年におこなわれた第89回全国大会では悲願である全国制覇を成し遂げた。

滝川第二中学校サッカー部の存在

一般的な強豪校と呼ばれる高校のサッカー部は、全国から選りすぐりの選手たちが集められチームが構成されている。もちろん滝川第二高校も基本的には同じだが、中学校からの一貫でサッカーを続けられる環境が用意されているのもチームの強みのひとつだ。
併設されている滝川第二中学校のサッカー部は、過去にはサッカーの本場ドイツとポーランドに赴き、現地で試合をしたりビッグチームを観戦をするなど海外遠征の経験もある。

滝川第二高校サッカー部が輩出した選手たち

創設以来、長く県内のトップチームとして走り続け、全国制覇も成し遂げたことのある滝川第二高等学校サッカー部。その強豪チームから巣立っていった卒業生のなかに、プロで活躍する人たちも数多くう。
2017年も日本代表として活躍、代表通算50得点を記録した岡崎慎司選手もその1人。高校時代はキャプテンもつとめており、在校生たちにとっては憧れの存在だ。OBには他にも元日本代表の森島康仁選手や波戸康広選手、金崎夢生選手など紹介しきれないほど著名なサッカー選手がいて、プロ選手が育つ土壌があるのも滝川第二高等学校が強豪校として呼ばれる所以だ。

選手出身の監督で戦う滝川第二高校サッカー部

2010年にチームを表す一文字である『志』を掲げ、2010年から2011年におこなわれた第89回全国高等学校サッカー選手権大会を制した滝川第二高等学校サッカー部。
その優勝の立役者の一人である栫裕保(かこい ひろやす)監督が、2015年の第93回全国高等学校サッカー選手権大会を最後に勇退。新たに代わって指導に当たるのが、当時コーチをつとめていた松岡徹監督だ。
なんと松岡徹監督は滝川第二高等学校出身であり、2年生のときには第69回大会で優勝するなど活躍。母校出身選手が監督に任命されたのは初めてであり、監督と選手の一体感を強みに、今後もチームの活躍が期待されている。

まとめ

兵庫県のなかで強豪校として知られる、滝川第二高等学校サッカー部を紹介した。日本代表として3人目となる50得点を決めた岡崎慎司選手が在籍していたこともあり、兵庫県だけはなく全国的にも知名度が高い滝川第二。母校出身の新たな監督の指揮のもと、さらなる活躍が期待されている。