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激戦区東京都で輝くパスサッカー!國學院大學久我山高校サッカー部

2017 5/15 09:56芝田カズヤ
サッカー
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グラウンドの狭さを活かす國學院久我山の特徴

國學院久我山は他の強豪校に比べて、練習環境で大きなハンディキャップがあります。
強豪ともなるとサッカー部だけが使用できるグラウンドが1面あることが多いですが、國學院久我山が使用できるのはフルコートにも満たないグラウンドの半面です。このグラウンドに200人を超える選手が練習することがあるほか、校則によって練習時間も制限されています。
しかし、李済華(リ・ジェファ)総監督はこの状況について以下のように語っています。

制約があるからアイディアと工夫が生まれるんです。制約があることで創造性も出てくる。逆に、制約のないところで創造性は出てこないと思いますよ

出典: Yahoo!ニュース

実際に、國學院久我山で行われる練習は、これらの制約の中でも行うことができる、ボールコントロールやポジショニングを意識した4対2、3対3などのミニゲーム形式のものが中心なのだそうです。
制限があるからこそ、その中でできることを考えた結果、パスやコントロールの質が高いという特徴を持つチームとなっているのです。

判断力がチームのカギ

チームの特徴でもある「パスサッカー」を支えるのは状況判断能力です。常に状況が変わり続けるサッカーにおいて、判断能力は非常に重要な要素です。特に狭いグラウンドの密集した中で練習を行う國學院久我山にとっては、試合のカギと言っても過言ではありません。
この判断力を磨くために、國學院久我山では、関東圏への遠征の場合は各自に現地集合現地解散を行っているそうです。これは、現地に行くための自己判断の機会を与え、考えることを促します。同様に日常生活においても細かい制約などをあえて与えず、自分で考え、失敗した時にそこから学ぶことを大切にしています。
サッカーの練習はもちろん、日常生活における全てが國學院久我山の選手の状況判断力を磨いているのです。

悲願の全国制覇なるか?

2015年の高校選手権で準優勝したチームですが、2016年は東京都の2次予選で敗退してしまいました。2017年は2年ぶりの全国大会出場、そして全国制覇に期待がかかります。すでに2017年の公式戦は始まっていて、東京都U-18サッカーリーグT1(1部リーグ)においては、同じく全国レベルの強豪である帝京高校に勝利するなど、順調な滑り出しとなっています。
ここから、新入生が本格的に加わっていき、チームは少しずつ変わっていきます。どのような戦いを展開してくれるのか、期待しましょう。

まとめ

國學院久我山高校サッカー部について紹介してきました。高校サッカーの中でも群を抜いて激戦区である東京都において、高いレベルのパスサッカーを展開する國學院久我山。2017年はどのような活躍をしてくれるのか、そして、同じ東京の強豪相手に勝利することはできるのか、注目です。

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