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【すいとぉよ】熊本県のサッカー強豪校5選

2016 7/28 19:12
サッカー
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高校サッカーが好きな方へ。 強豪校を知った上で観戦したい方向けに、熊本県のサッカー強豪校を5校ご紹介する。

元日本代表の巻誠一郎選手の出身校「大津高等学校サッカー部」

現在はJ2リーグのロアッソ熊本でプレーする巻誠一郎選手や、東京ヴェルディのGKコーチとして活躍している土肥洋一氏などを輩出する「大津高等学校サッカー部」。 全国高校サッカー選手選手権大会の常連校であり、78回大会から85回大会まで実に8年連続で出場した経歴も誇る。 「凡事徹底~”大高力”を結集し、目指そう文武両道日本一~」をスローガンに掲げ、スポーツのみならず学業も両立することを目標としている。

大津との二強時代を築いた「ルーテル学院高等学校サッカー部」

大津高等学校との二強時代を築いた「ルーテル学院高等学校サッカー部」。 大津の9年連続選手権出場を阻止した86回大会では、熊本県代表として全国高校サッカー選手権大会に出場。 惜しくも1回戦で破れるも、2年後の88回大会で2度目の出場を果たし見事ベスト8まで勝ち進めた。 さらに、2年後に3回目となる出場を果たし、熊本県の強豪校の仲間入りを果たした。 2001年に共学になったのをキッカケに「キリスト教の精神に基づく人格教育を行い、未来に希望を与える慈愛に満ちた人間性を育む」という教育理念に変更された。

プロサッカー選手を輩出する熊本の強豪校「秀岳館高校サッカー部」

記念すべき創立90周年の年に第93回全国高校サッカー選手権に初出場を果たした「秀岳館高等学校サッカー部」。 当時の部員数は実に211名にものぼり、同大会に出場した48校の内、東福岡高等学校の280名に次いで2番目に多い部員数を記録している。 この時にチームを率いた元主将の大岩亮太選手は卒業後ザスパ草津へ、センターバックとして守備の中心として活躍した笹原脩平選手はサガン鳥栖へ入団している(笹原脩平選手は1年で退団)。

近年、目覚ましい成長を遂げる「熊本国府高校サッカー部」

第77回全国高校サッカー選手権大会に初出場するも、その後は準優勝が3回、ベスト4が7回となかなか全国への切符を手にすることのできなかった「熊本国府高校サッカー部」。 そして実に15年ぶりとなる第93回全国高校サッカー選手権出場を果たし、強豪校としての実力を見せた。 また、平成28年度の全国高校総体熊本県予選でも見事優勝。インターハイへの出場が決定している。 サッカー部だけでなく陸上やバスケットなどにも力を入れており、全国大会への出場も幾度となく経験している高校だ。

熊本県内で初めてサッカー部を創設した「熊本商業高校サッカー部」

熊本県内の高校で初めてサッカー部が設立されたと言われている「熊本商業高等学校サッカー部」。 「人もボールも、人の心も動かすサッカー」をコンセプトに全国大会出場に向けて日々練習している。 過去6回全国高校サッカー選手権大会に出場しているが、それも過去の栄光。 県大会では準優勝やベスト4に進出しているものの、直近では平成7年に開催された第74回に出場しているのみで、その後20年近く出場からは遠ざかっている。

まとめ

熊本県は大津高等学校とルーテル学院高等学校の二強が抜きん出ている感が否めないが、秀岳館高校や熊本国府高校も全国出場を果たすに十分な実力を兼ね備えている。 今後の熊本高校サッカーに注目してほしい。