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必要不可欠!サッカーボールの手入れの仕方とは?

2016 12/16 11:07
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Photo by JAMEKORN BOOTUNG / Shutterstock.com

サッカーで欠かせないのは、やはり何と言っても「サッカーボール」。 今回はそんなサッカーボールの手入れの仕方をご紹介します。 行き届いた手入れは、試合・練習を問わずプレーの質を向上させることにつながります。 シチュエーションごとに紹介していきますので、ぜひご覧ください。

ボールの表面についてしまった汚れはどうする?

サッカーボールの表面についてしまった汚れは、しっかりと取り除きましょう。この時には柔らかい布を使うことをおすすめします。表面に傷がつきづらく、汚れもよく取れます。
また、ボールの縫製部分である糸目の部分は、汚れが溜まりやすいので、よく確認しましょう。ここに汚れが溜まったままだと、その分ボールも傷んできます。
ボールは土や砂、芝生の上で蹴るので、汚れるのが当たり前です。しかし、それを手入れするのとしないのとでは、物持ちが違ってくるので、ぜひ手入れするようにしましょう。

雨の中のプレーでボールが濡れてしまった

サッカーは雨天でもプレーすることがあります。多少の雨では試合も練習も中止にはならないでしょう。ただ、雨の中でプレーすると必ずボールも濡れ、湿気を含んだ状態になります。この濡れや湿気はボールに傷みをもたらします。
そんな時は、まずボールの表面についた水分を柔らかい布で丁寧に拭き取ります。その後は風通しの良い場所に置いて乾かします。この時、直射日光は当てないようにしましょう。
よくやってしまいがちなのが、ドライヤーによる乾燥です。これをすると、急速に乾かすことになってしまい、ボールの表面の材質を変化させる恐れがあるので、おすすめできません。

空気が抜けてしまった、どうするのが一番?

空気が抜けてしまった時は、必ず空気を入れ直しましょう。空気を入れないままボールを蹴っていると、ダメージを受けやすくなり、ボールが傷みます。また、形状が変化してしまい、再度使えなくなってしまうこともあります。
ボールに空気を入れる時に使う空気入れには、針のようなものがありますよね。その針の部分は、潤滑剤を付着させてから使用するのがおすすめです。そのまま針をボールのバルブに差し込むと、針の乾燥と差し込み時の摩擦によりバルブが傷む場合があります。バルブが傷むと、空気漏れがしやすくなり、ボールの寿命を短くしてしまいます。

手入れをしたけどボールが傷んできた!

サッカーボールは使っていると必ず傷んできます。いくら手入れをしてきても、取れない汚れや傷はできてしまうものです。
そんな時は、ボールの材質に応じた専用のクリーナーが販売されているので、そちらも併用してみてください。すべてを取り除けるわけではありませんが、光沢が生まれ、布だけでは取れなかった汚れも取れたりします。
ただ、それらの手入れを駆使しても状況が改善されない場合は、買い替えの時期と言えるでしょう。使用する頻度にもよりますが、ボールは自然と劣化していきます。週末だけの利用だとしても、約2年も使えばかなり傷んできてしまうでしょう。

使わない時はどうする?

手入れが終わり、ボールを使わない時は、ボールカバーなどに入れて、湿気が少なく直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。
「手入れをした後は玄関に置いたまま…」という方もいるようですが、やはりこれは芳しくありません。せっかく手入れをしたのであれば、そのベストの状態を保つため、カバーに入れた方がよいでしょう。
カバーには持ち手が付いているものもあるので、「コロコロと転がって持ち運びしにくい」ということも減りますよ。

まとめ

サッカーボールの手入れは、一見簡単そうに見えて、さまざまな方法や配慮すべき点があります。 しかし、どれもそれほど難しいことではないので、ぜひ試していただければと思います。 綺麗なボールでプレーするサッカーは、いつもより楽しいものになること間違いなしですよ。