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サッカーのスパイクの手入れの仕方!大切に使うためには?

2016 12/16 11:07
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Photo by Nikola Bilic / Shutterstock.com

サッカーで使うスパイク。サッカーに必要不可欠なこの道具を、大切に使ってあげるためには手入れが欠かせません。 今回はそんなスパイクの手入れの仕方をご紹介します。 要点をまとめて紹介していきますので、今からでも簡単に始めることができますよ。

ステップ1:砂・泥・芝を落とそう

まずはスパイクに付着した砂・泥・芝を落とすことから始めます。汚れが残らないよう、念入りに行います。特に、裏のソールには細かな汚れが残りやすいので、歯ブラシなどを使って優しくこすって取り除きましょう。
また、砂や砂利はスパイクの裏だけに付着しているわけではありません。ボールを蹴っていれば、スパイクの中に入ることもあります。ですから、中敷きや紐をすべて外し、それらの汚れも取った方がよいでしょう。そのままにしておくのはよくありません。

ステップ2:アッパーの扱いは慎重に

ボールを蹴る部分であるスパイクの上、つまりアッパーと呼ばれる部分の手入れは慎重に行う必要があります。スパイクには天然皮革のものと人工皮革のものがありますが、天然にしても人工にしても、慎重に扱わなければ傷みが生じ、ボールの蹴り心地が違ってきます。
ソールと同様に汚れを取っていきますが、より優しく取るようにします。また、革の継ぎ目である縫製部分には、汚れが入り込みやすいです。よくチェックしながら行うとよいでしょう。

ステップ3:アッパーにクリームを塗ろう

アッパーにはクリームを塗りましょう。アッパーは使ったまま放置しておくと、革が乾き、ヒビなどの傷みが生じます。汚れを取ったらクリームを塗ることは必須と言ってもよいでしょう。
クリームには革を滑らかにして品質を保ち続ける効果があります。天然皮革と人工皮革のいずれかに用途が限定されている製品もあるので、購入の際は注意してくださいね。
また、クリームは塗り過ぎてしまうと風通しが悪くなり、スパイク全体の使い心地が悪くなります。必ず適量を使うようにしましょう。

ステップ4:ウェットティッシュで中も綺麗に

スパイク内は湿気や汚れが溜まりやすい空間です。そのため、砂や泥などを取り除いても、雑菌が残っている場合があります。そんな時に便利なのがウェットティッシュです。使用するのは、量販店で売っているような安価なウェットティッシュで構いません。
スパイクの中をサッと拭き取ることで、雑菌の繁殖を抑えることができます。また、気になる臭いを軽減させる効果もあるので、この手入れは必ず行った方がよいでしょう。

ステップ5:手入れが終わったらシューキーパー

手入れが終わったら、最後にシューキーパーを使うようにしましょう。手入れが終わった後のスパイクを放置しておくと、型崩れしてしまうことがあります。型崩れしてしまうと、やはり使い心地が悪くなります。特に、型崩れはボールを蹴る時の力の入り方や、力のかかる方向を左右します。プレーにも影響する可能性が高いため、注意が必要です。
シューキーパーは比較的安価で販売されていますが、必ず自分の使っているスパイクのサイズに適したものを使います。シューキーパーはサイズ調整ができるものが多いので、そのあたりも考えながら選ぶとよいでしょう。
シューキーパーを入れたスパイクは、湿気が少なく直射日光を避けて置いておくようにしましょう。これで手入れは完了です。

まとめ

サッカーのスパイクの手入れの仕方は、比較的簡単なものばかりになります。 ただ、その簡単な手入れも、やるのとやらないのとでは大違い。スパイクの質、プレーの質を落とさないためには手入れが欠かせません。 スパイクの手入れは必ず行うことをおすすめします。