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自宅でできるスノーボードのオフトレ(オフトレーニング)を紹介

2016 12/1 16:42
スノーボード
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Photo by wavebreakmedia/Shutterstock.com

スノーボードはシーズンが短いスポーツです。ゲレンデでは思い切り滑ってできるだけ上達したいですよね。そこで重要なのはオフトレです。近づいて来たシーズンに向けて、今からでも始めてみませんか?ここでは、待ちに待ったシーズンを有効に楽しむために、自宅で手軽にできるオフトレを紹介します。

筋力トレーニング

スノーボードは体力を必要とするスポーツです。日頃の運動習慣がないと、シーズンが来ても思うように身体が動かすことができません。筋力アップをすることで長時間滑っても疲れない体力を得ることもできますし、怪我の防止にもつながります。スノーボードで基本となるのは、しっかりとした強い下半身とリラックスした上半身です。技を楽しむために筋力が必要となることもありますので、シーズンが来たときに活かせるよう、オフシーズンにトレーニングを行って強化しておきましょう。

下半身の筋力を鍛える

スノーボードは重心を低くして行うので、下半身の強化をすることで、安定した滑りが出来るようになります。下半身の筋力トレーニングの基本は「スクワット」です。背筋を真っ直ぐ立てて、ヒザがつま先より前に出ないことに注意して行ってください。ポイントは、両足を通常のスクワットよりもやや広く、スノーボードで滑るときと同じくらいのスタンスで行うと効果的です。片足立ちから上下に屈伸する「片足スクワット」は、転倒に十分気をつけて、少しずつ回数を増やすようにしてください。

上半身の筋力を鍛える

スノーボードは下半身の筋力に重点が置かれがちですが、実は上半身の筋力も大切です。スノーボードを行うとき、上半身は運動のコントロールに重要な役割を果たしています。滑っている時も、技を行うときも、常にバランスの調整をしているのです。上半身の筋力強化は転倒防止にもつながり、転倒しても怪我をすることが少なくなります。
上半身のトレーニングの主なものは「腕立て伏せ」と「腹筋」です。どちらもポピュラーな運動ですが、ポイントはゆっくりと行うことです。じわじわと体に負荷をかけることで効果が上がります。スノーボードはバランス感覚が大切なスポーツです。身体全体の筋力をバランスよく鍛えましょう。

体幹トレーニング

体幹とは、身体のコア(中心)となる部分のことで、体を保持し、支える役割を担っています。体幹を鍛えることで、安定感のあるバランス感覚を養う事ができるのです。スノーボードはバランス感覚が重要なスポーツですので、体幹トレーニングは非常に有効です。
スノーボードのオフトレにおすすめなのは、腹直筋、背筋、臀筋、内転筋を鍛える「フロントブリッジ(プランク)」、多裂筋(背部)、脊柱起立筋、腹横筋、大でん筋を鍛える「ハンドトゥーストレッチ」、腹横筋(腹部)、多裂筋(背部)、脊柱起立筋、大でん筋を鍛える「アームレッグクロスレイズ」です。体幹トレーニングは、どの筋肉を使ってどこを鍛えているかを意識することで効果が高まるので、行うときはその場所を確かめ、必ず意識するようにしましょう。

イメージトレーニング

スノーボードの上達には「イメージトレーニング」も重要です。スノーボード関連の雑誌を読んだり、レッスン用のDVDやネット動画を観たりして、技術的な知識やイメージをあらかじめ持っておくことで、上達を早めることができるのです。
また、誰かに教えてもらうときにも、予備知識があると理解がしやすくスムーズです。ゲレンデに行くには時間も費用もかかり、ワンシーズンに1回か2回という方も多いのではないでしょうか。オフシーズンに技術的な知識を蓄え、ゲレンデで滑っている姿をイメージしておくことは、ゲレンデに出たときにきっとプラスに働くことでしょう。
初心者は、ゲレンデの説明や基礎用語を覚えたり、転び方やリフトの乗り降りのイメージトレーニングもしておくことをおすすめします。

まとめ

自宅でできる手軽なオフトレをいくつか紹介いたしました。いかがでしたか?ゲレンデに行ったときは、限られた時間の中でたくさん滑りたいですよね!日常の過ごし方で上達のスピードも変わってきますし、疲れ方にも違いが出ます。自宅でのオフトレがきっと活きると思いますので、良かったら参考にしてみてください。