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日本はラグビーW杯でベスト8に入れるのか?テストマッチから見えた現状

2018 12/2 11:00藤井一
ラグビー日本代表,Ⓒゲッティイメージズ
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日本は秋の4戦で何をつかんだのか

ジェイミー・ジョセフHCの日本代表総括会見についてはすでに報道されているが、改めて要約すると、以下のようになる。

「チームとして経験を積むことで戦術を理解し、成長していることが分かった。メンタルも強くなった。リーチマイケルの主将としての成長もすばらしい。アタックは手ごたえを得た。ワールドカップでの戦い方については、これから」

今秋対戦した3国は皆、前述したように、明確な何かを得たのに比べ、成果が抽象的でわかりにくい。加えて、2016年のHC就任以来の「選手層が薄い。フィットネスが足りない」を今回も繰り返して言っていた。

チームの根幹に関わる課題が解消されていないのなら、ここまでの2年以上のチーム強化はうまくいかなかったということにならないだろうか?

一方でエディが繰り返し言っているのは

「日本はジェイミーのもと、強くなっている」である。

社交辞令半分だろう、またそう感じているのも確かだろうが、日々の彼の言動から察するに、さらにこう付け加えたいのではないか。

「ただし、世界はもっと、それ以上に強く、進化している」

ネガティブキャンペーンを張るつもりは毛頭ない。しかし、日本が想像している以上に世界の進化は進んでいるのではないか。日本代表の現況を見るにつけ、悲願であるワールドカップベスト8進出は、実現がどんどん困難になってきているのではないかと思えてならない。

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