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リオ五輪で活躍!7人制ラグビーの出場選手は?

2016 8/20 05:15
イメージ画像,Ⓒborzywoj/Shutterstock.com
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強力なリーダーシップでチームを引っ張る桑水流裕策

コカコーラ・レッドスパークの主力メンバーとして活躍している桑水流裕策は188センチ97キロの恵まれた体格を武器としている。

11年前、当時の日本であまり注目されていなかった7人制日本代表に抜擢され、現在ではキャプテンとしてチームを引っ張る存在。きっと本人も、まさか自分がオリンピックに出場するとは夢にも思っていなかっただろう。

力強い走りとスピードが魅力、レメキ・ロマノ・ラヴァ

ラグビーの場合、外国籍の選手であっても「36ヶ月以上日本に居住し国内でプレーしている」「当該国で出生している」「両親、祖父母の1人が当該国で出生している」とういう条件のいずれかに当てはまれば、日本代表の資格を得ることができる。だが、オリンピックについては日本国籍の選手しか出場することができない。

2009年にニュージーランドから来日したレメキは7人制の日本代表に選ばれた後、実力を発揮。相手のタックルをものともせず、一目散にトライを目指して走る姿はまさに日本代表のウェポンともいえる。2014年には日本国籍を取得し、リオ五輪の出場資格を得た。

日本代表でキャプテンシーを発揮、中村千春

もともとバスケットボールの選手として活躍していたのだが、大学卒業を前に7人制ラグビーに転向した中村千春。バスケットボールで鍛えた豊富な運動量を武器に力をつけ、女子代表のキャプテンに選ばれるまでになった。

女子ながら、チーム内では「アニキ」と呼ばれ慕われている。卒業後に大手広告代理店に入社したが、現在はリオ五輪に向け集中するため休職している。

天性のスピードで相手を切り裂く美人アスリート、山口真理恵

「美人揃い」と言われる7人制女子ラグビー選手のうちの1人、山口真理恵。家族の影響で小学校からラグビーを始め、17歳の若さで日本代表に選出された。

50メートルを6秒6で走る足の速さはチームNo.1。「真理恵にボールを回せば何とかなる」と絶大な信頼を得るほど、初速からトップスピードに到るまでのダッシュ力にも定評がある。2014年に勤めていた会社を辞め、女子ラグビーでは数少ないとされるプロに転向。2016年リオ五輪のサクラセブンズに選ばれた。

帝京大ラグビー部初の女子レフェリー、川崎桜子

リオ五輪の女子7人制ラグビーで試合を裁くレフェリーは世界でわずか12人。うち、唯一の日本人が川崎桜子だ。

もとは高校ラグビー部のマネージャーだったが、軽い気持ちで受けたラグビー女子日本代表のテストは不合格となり、今度は大学入学後に直談判で男子ばかりのラクビー部に入部した。だが、女子の試合で人生初の大怪我をしたことを機にレフリーへ転向することを決意。その後、2015年にトップの成績で関東協会B級レフェリーに認定された。

今年大学を卒業し、社会人としてスタートさせたばかりの22歳。世界の檜舞台でレフェリーを務めることは素晴らしく、快挙と言うほかないだろう。