「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

2017年1月に決勝が行われた高校ラグビー花園の情報まとめ!

2017 3/16 09:28miyanoki-wataru
ラグビー
このエントリーをはてなブックマークに追加

出典 THPStock / Shutterstock.com

全国高校ラグビー大会、通称「花園」は、1918年に第1回大会が開催されました。 高校生によるラグビーの大会としては、長い歴史のある競技会として知られています。 2017年1月には第96回となる花園の決勝戦が行われました。こちらでは、そんな花園の情報をまとめてご紹介します。

第96回全国高校ラグビー大会(花園)の概要

第96回全国高校ラグビー大会は、各県を代表する51校のチームによるトーナメント形式で行われました。基本的に各県につき代表校は1校ですが、東京都からは2校、大阪府から3校、北海道からは南北海道と北北海道に分かれて2校が出場しています。
また、大会は、2016年12月27日に1回戦が行われて、2017年元日に行われた3回戦でベスト8が出揃いました。その後、準々決勝、準決勝、そして2017年1月7日に決勝戦が行われています。

第96回大会の結果は?

第96回大会では、決勝戦で福岡県代表の東福岡高等学校と大阪府代表の東海大仰星高等学校が対戦しました。第94回大会の優勝校である東福岡と第95回大会の優勝校である東海大仰星が対決するということで注目が集まりましたが、結果は東福岡が勝利し、花園では通算6度目の優勝を手にしました。
準決勝で東福岡と対戦した奈良県代表の御所実業高等学校と、東海大仰星と対戦した神奈川県代表の桐蔭学園高等学校がベスト4になっています。

第96回大会の決勝戦の詳細

決勝戦のスコアは、28対21でした。前半19分に東福岡の森優登選手がトライ、そしてゴールキックを決め7対0に。前半戦は、それ以降点数が入ることがありませんでした。
後半戦に入ると、後半2分でまたしても東福岡トライに成功。ゴールまで決めて14点差が開きました。東海大仰星が反撃に転じたのは、後半6分でした。トライからのゴールキックを決めると、後半10分にも得点を挙げ、14対14になります。
同点に追いつかれた東福岡は、後半16分までにスコアを28点まで伸ばし、最終的には東海大仰星の追い上げが届かず、勝敗が決しました。

優勝した東福岡高等学校の選手たち 

東福岡のフォワードには、平均体重100kgと大型の選手が多く、主将の箸本龍雅(はしもと りゅうが)選手と副将の吉永純也選手を中心に超高校級の選手が揃っています。
また、バックスにはスピードとパワー、そして判断力に優れた選手が揃っています。バックスのリーダーである古賀由教選手、副将の森勇登選手が中心になり、鉄壁の守備とテンポの良い攻撃でチームを支えました。
優勝した第96回大会では、計5試合で311得点を挙げており、1大会での最多総得点を記録したことからも選手たちの攻撃力の高さをうかがい知ることができます。

第97回大会の見どころは?

第96回大会で優勝した東福岡は、2007年の第87回大会以降の10大会で6回もの優勝を手にしており、第97回大会でも当然、優勝候補として注目されるでしょう。
また、東海大仰星も第93回、第95回大会で優勝している強豪校です。今大会の決勝戦でも、優勝していてもおかしくないほどの接戦を繰り広げました。他にも、神奈川県の桐蔭学園や、大阪府の常翔学園など強豪校は多数あります。 今大会の上位校に注目して、第97回大会を観戦するというのも楽しいでしょう。

まとめ

2017年に決勝戦が行われた第96回花園の情報をご紹介しました。 東福岡高校の優勝で終わった今大会でしたが、次回はどの学校が優勝するのか楽しみですね。 高校生たちの手に汗握る熱いプレーを、ぜひ応援しましょう。