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ラグビーにおける西日本の名門大学 5校

2016 10/17 10:21
ラグビー
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Photo by xc / Shutterstock.com

全国の大学ラグビーファンの方へ!今回は西日本におけるラグビーの名門大学を5校ピックアップしたいと思います。試合の成績や同校輩出の有名選手などをご紹介いたします。

西の雄 同志社大学ラグビー部

1911年に創部したラグビー部は慶應義塾大学、旧制三高に次いで三番目に日本で古い歴史があります。1980年代前半は同部の黄金期とも呼ばれ、全国大学ラグビーフットボール選手権大会では3連覇を含む4度の優勝に輝いています。その後低迷が続いていましたが、2013年に山神孝志監督が就任すると、学内のウエートトレーニング施設利用や管理栄養士監修の夕食などのプロジェクトを開始しました。
テクニカル部門と呼ばれる試合分析班も充実し、2015年には約8年ぶりに同大が関西王者へと返り咲き、華やかな復活を果たしました。

ディフェンディング・チャンピオンの立命館大学体育会ラグビー部

関西大学ラグビーリーグにおいてAリーグに所属する立命館大のラグビー部は、ディフェンスとスクラムに特化したチームです。
また、U20日本代表選手として藤野佑磨選手が選出され、日の丸を背負って世界を相手に戦っています。同部を率いる中林正一監督は元日本代表選手で、ヤマハ発動機在籍中に2005年に行われたマイクロソフトカップでは準優勝に貢献し、日本代表のキャップ5を務めた経歴があります。07年に母校のヘッドコーチに就任しました。低迷からの脱出を掲げ日々練習に力を入れています。

関西制覇を成し遂げた強豪 関西学院大学ラグビー部

1923年創部と全国有数の歴史を持ち、2012年には関西大学Bリーグにて全勝優勝に輝き、1981年以来初となる関西大学Aリーグへの復帰を果たしました。2015年にはおよそ47年ぶりの全国大学ラグビーフットボール選手権大会への出場権を獲得しています。
同部を率いる園田晃将ヘッドコーチは元・宗像サニックスに在籍した過去を持ち、現在はチームのトレーニングメニューや選手の食事サポートなどフィジカル面をはじめとした幅広い分野の知識を持ち合わせています。

勝利にこだわる"闘う集団" 大阪体育大学ラグビー部

大体大と呼ばれる同大学のラグビー部は関西大学ラグビーリーグ戦Bグループに所属しています。
元ラグビー日本代表選手を数多く輩出している名門校としても名高く、過去には日本ラグビー界の伝説的存在の坂田好弘氏が36年に渡り監督として指揮を執っていました。現在も部のエグゼクティブ・アドバイザーとして躍進を続けています。
1985年には大学選手権3連覇を果たし4連覇を狙っていた同志社大学の連勝記録を打ち止めるなど、語り継がれるべき強いチームです。

練習の厳しさ日本一 京都産業大学ラグビー部

関西大学ラグビーリーグAリーグに所属し、関西大学ラグビーリーグ戦で優勝1回、全国大学ラグビーフットボール選手権大会には29回出場を果たしています。2006年を含む過去7回、ベスト4入りをしている強豪です。
史上最大の番狂わせと言われた南アフリカ戦では京産大出身のSH田中史朗(30)とプロップ山下裕史(29)、ロック伊藤鐘史(34)の3選手がW杯メンバーに選出されています。
同部の強さは厳しい練習にありその厳しさは日本一です。たとえば往復20キロを走り込んだり、100キロ超のFW選手をおんぶして坂道をダッシュすることもあります。地獄のような練習に耐えてきた、たたき上げの精神で再び全国の舞台で戦うことを期待しています。

まとめ

苦しい練習に耐え舞台に立つことを夢見る彼らはとてもかっこいいですね。今後の活躍に期待したいです。

以上「ラグビーにおける西日本の名門大学 5校」でした。