「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

世田谷がホームのラグビーチーム!リコーブラックラムズを応援しよう!

2016 10/3 15:52
ラグビー
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by wavebreakmedia / Shutterstock.com

ラグビートップリーグファンの方へ。本稿では、東京都内・世田谷を本拠地に活動する、リコーブラックラムズを紹介したいと思います。日本ラグビーの最高峰であるトップリーグ所属チームの正体にググッと迫ります。

「和製オールブラックス」=リコーブラックラムズはどんなチーム?

1953年に創部されたリコーラグビー部が母体です。1970年代には全日本選手権制覇など全盛期を迎え、「和製オールブラックス」の異名をとったほど。現在はかつてほどの強さはないにしても、マイケル・ブロードハーストなど日本代表プレーヤーを揃えて、トップリーグで戦い続けています。今シーズンのチームスローガンは"All Out."。持てる力をすべて出し尽くす、全力プレーをモットーに一致団結したチームを作り上げています。

リコーブラックラムズを応援するにはどうしたらいいの?

ブラックラムズのチームカラーは黒。スタンドにはぜひ黒いものを身につけて足を運んでください。ホームページではオンラインショップが営業中。クラブオリジナルグッズを購入できます。私設応援団である「黒羊団」が中心となって盛り上げていますが、太鼓担いだアフロ頭の男性がコールリーダーです。太鼓を叩きながら大きな声で煽ってくれるので、まずは持参した黒いものを振りながらコールしてみるのもいいのではないでしょうか。時にはメインスタンドにも出没します。
なお、黒羊団facebookページでは応援チャントの一部が公開されています。

リコーブラックラムズの注目選手・その1

毎年7~11位を行ったり来たりのブラックラムズ。上位進出が現実的な目標となっているチームですが、このチームには2人の精神的支柱がいます。1人目はマイケル・ブロードハースト選手。ニュージーランド出身ながら2009年からリコーブラックラムズ一筋でプレーしています。日本代表としても26キャップを記録。昨年のワールドカップを戦い、ウェールズ戦では勝利に貢献する献身的なプレーを見せました。チームの精神的支柱として、今シーズンも活躍が期待されています。

リコーブラックラムズの注目選手・その2

もう1人の支柱となり得るのが、FBを務めるピータース・ダニエル。ニュージーランドで生まれ、高校卒業後に拓殖大学に進学すべく単身日本にやってきて以来、日本国内でプレーし続けています。激しいディフェンスと正確なゴールキックがストロングポイント。チーム在籍も4年目となり経験を積み重ね、コンバージョンゴールを中心に得点を量産し、チームに欠かせない存在に成長しました。チームに勝利をもたらしながら、将来の日本代表入りを目指しています。

リコーブラックラムズの選手と会えるイベントが目白押し!

ブラックラムズの選手たちと顔をあわせるには、3つの方法があります。1つ目はシンプルに練習場であるリコー総合グラウンドの訪問。2つ目はシーズン末に行われる「ファン感謝祭」への出場。原則、後援会メンバーだけが参加できるイベントですが、ゲームやクイズ大会などを通じて選手たちと交流を図ることができます。
3つ目はチーム特別イベントに顔を出すことです。ラグビーを通じた地域貢献活動を都内各地で展開しています。各地域を巡回しながら開催するラグビークリニックには選手がゲストコーチとして登場することもしばしば。最新情報をホームページでチェックしてみてください。

まとめ

リコーブラックラムズは、小学校や高校ラグビー部の訪問指導、経験の有無にかかわらず参加できる「放課後ラグビープログラム(週1回・3ヶ月間)」などの地域貢献活動を積極的に展開しています。このようなビジョンを明確に持ち、「地域に愛されるクラブ」であることが、これから先の歴史を作っていく上では欠かせません。ファンとも、地域の皆さんとも近い距離感を保っているリコーブラックラムズ、ぜひこれからも応援してください。

以上「世田谷がホームのラグビーチーム!リコーブラックラムズを応援しよう!」でした。