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新日本プロレスのヒールユニットCHAOSについて

2017 2/9 09:26
プロレスリング,ⒸShutterstock.com
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Photo by " Photoraidz"/Shutterstock.com

新日本プロレスの正規軍と対抗するためのヒールユニットCHAOS。 文字通り、いろいろなタイプの選手が混沌としています。 そんなCHAOSを解説いたします。

プロレスユニットCHAOSとは?結成から特徴まで

新日本プロレスのヒールユニットCHAOS(ケイオス)。もともと新日本プロレスのヒールユニットG・B・Hに所属していた矢野通選手と真壁刀義選手でしたが、矢野選手が裏切り、真壁選手を椅子で攻撃して中邑真輔選手をアシストし、矢野通選手はG・B・Hを離脱。
その矢野選手と中邑選手がCHAOSを新しく立ち上げ、G・B・Hのメンバーが矢野選手についてメンバーに。正統派スタイルと凶悪ヒールが混在する、名前通りのCHAOS(混沌)ユニットです。

CHAOSの現在のメンバー

中邑選手がリーダーでしたが、ヒール色が強かったため、メンバーの意見など関係なく、不要なメンバーや足手まといなメンバーは、リング上でその場にいるメンバーに躊躇なく袋叩きにあって追放されることも少なくありませんでした。
現在のメンバーは、矢野通選手、石井智宏選手、邪道選手、外道選手、オカダ・カズチカ選手、YOSHI-HASHI選手、桜庭和志選手、丸藤正道選手、ウィル・オスプレイ選手、後藤洋央紀選手、ロッキー・ロメロ選手、バレッタ選手、マーク・ブリスコ選手、ジェイ・ブリスコ選手と、新日本プロレスで名の通っている選手ばかりです。

過去にCHAOSにいた選手たち

過去にメンバーだった選手も、名だたる選手ばかりです。
詳しくお伝えすると、5代目ブラック・タイガー選手(追放)、カール・アンダーソン選手(追放)、ジャイアント・バーナード選手(脱退)、内藤哲也選手(追放)、キラーラビット選手(追放)、デイビー・リチャーズ選手(脱退)、ヒデオ・サイト―選手(追放)、高橋裕二郎選手(脱退→BULLET CLUBへ)、飯塚高史選手(脱退→鈴木軍へ)、アレックス・コズロフ選手(引退)、マイケル・ベネット選手(脱退)、マリア・ケネリス選手(脱退)、マット・ターバン選手(脱退)、中邑真輔選手(脱退)というメンバーがCHAOSで活躍していました。

CHAOSの有名タッグメンバー

現在、タッグメンバーとして、「ROPPONGI VICE」としてロッキー・ロメロ選手とバレッタ選手、「ブリスコ・ブラザーズ」として兄弟でもあるマーク・ブリスコ選手とジェイ・ブリスコ選手がいます。
ROPPONGI VICEはIWGPジュニアタッグ王座を2回獲得し、SUPER Jr. TAG TOURNAMENTでも2016年に優勝。ブリスコ・ブラザーズはCZW世界タッグ王座、FIPタッグ王座、GHCジュニアヘビー級タッグ王座、NEVER無差別級6人タッグ王座、IWGPタッグ王座を獲得した経験があり、ともに活躍しています。

CHAOSの今後について

プロレスファンの中では、結成からずっとCHAOSを引っ張ってきた中邑選手が2016年にWWEに移籍という衝撃的なニュースが話題になりました。中邑選手は中心的な存在だったため、CHAOSの今後を心配したファンも多かったのではないでしょうか。
しかし、結成当初から、各選手のツイッターやブログで、メンバー同士で飲むなど仲が良い場面が見られます。そのような結束力が強いチームなので、今後もプロレスを盛り上げてくれること間違いナシ!また、メンバーへの誘いをずっと固辞していた強者の後藤洋央紀選手も2016年からメンバーになり、今後の活躍から目が離せません。

まとめ

ユニットは突然の加入・脱退もみどころです。 CHAOSの今後がどうなっていくのか、また、ツイッターやブログでの仲の良さも、リング上とは大きなギャップがあり魅力的です。 そんなCHAOSをぜひ応援していきましょう!