「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

オリンピックの開会式を盛り上げてくれた歴代アーティストたち!

2016 10/27 18:11
オリンピック 開会式
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Alexander Mazurkevich / Shutterstock.com

オリンピックの華やかな開会式を盛り上げてくれるアーティストに興味がある方へ。2016年開催のブラジル・リオデジャネイロオリンピックから2008年開催の中国・北京オリンピックまで、さかのぼって過去の出演アーティストをご紹介したいと思います。

2008年の北京オリンピック開会式出演アーティスト

2008年8月8日に中国の北京で開催されたオリンピックの開会式は、「鳥の巣」と呼ばれている北京国家スタジアムで行われました。
チーフディレクターは、1994年に映画「活きる」でカンヌ国際映画祭で審査員グランプリに輝いた中国人映画監督・張芸謀さんで、アシスタントディレクターは振付師の張紹鋼さんと陳維亜さんの2人。華やかな花火が打ち上げられたあと登場したのが、数多くのCMに出演し「微笑みの天使」の愛称で国民に広く親しまれている中国の人気少女タレントの林妙可さんで、彼女のパフォーマンスに合わせて中国の愛国歌である「歌唱祖国」の独唱が流されました。北京オリンピックは、愛らしい少女タレントの笑顔が華を添えた開会式でした。

2010年バンクーバーオリンピックの開会式出演アーティスト

2010年2月12日にカナダのバンクーバーで開催されたオリンピックの開会式は、オリンピック史上初となる試みで室内において行われました。開会式に招待されたのはカナダ全土から集められた先住民族の代表たち約300人で、それぞれの民族衣装に身を包んでの出席となりました。
この開会式で一躍世界の注目を集めたのが、カナダの国民的人気女性歌手のk.d.ラングさん。白いスーツに身を包んだ彼女は、カナダのシンガーソングライターであるレナード・コーエンさんが作曲した曲「ハレルヤ」を感動的に熱唱。開会式の放送後には、k.d.ラングさんに対する問い合わせが殺到したというエピソードが残されています。

2012年ロンドンオリンピック開会式出演アーティスト

2012年7月27日にイギリスのロンドンで開催されたオリンピックは、ロンドンのオリンピックスタジアムで行われました。
メインディレクターは、レオナルド・ディカプリオが主演したヒット映画「ザ・ビーチ」の監督ダニー・ボイルさん。音楽ディレクターには音楽グループのアンダーワールドが起用され、映画監督と人気音楽グループならではのエンターテインメント性に富んだ演出で観客を魅了しました。聖火点灯の際には、北アイルランド出身の人気ロックバンドであるトゥー・ドア・シネマ・クラブヴォーカルのアレックス・トリンブルさんが、音楽ディレクター・アンダーワールド書下ろしの「Caliban's Dream」を歌いあげ、さらに会場を盛り上げました。

2014年ソチオリンピックの開会式出演アーティスト

2014年2月7日にロシアのソチで開催されたオリンピックの開会式は、ウラジーミル・プーチン大統領の開会宣言で、オリンピックのために建設されたソチ・オリンピックスタジアムで開始されました。
開会式の前にはモスクワ出身のリェーナ・カーチさんとユーリャ・ヴォルコヴァさんで構成されている女性アーティスト「t.A.T.u」の公演が行われていました。盛り上がったムードの中で開会式は進められ、ロシアのヴィオラ奏者で指揮者でもあるユーリ・バシュメットさん、ロシアの至宝と称されるバレリーナのウリヤナ・ロパートキナさんらの有名アーティスト陣が芸術性あふれる華麗なるパフォーマンスを披露してくれました。

2016年リオデジャネイロオリンピックの開会式出演アーティスト

2016年8月5日にリオデジャネイロで開催のオリンピックの開会式出演アーティストは、楽曲「ショウ・ダス・ポデローザス」の大ヒットにより一躍人気歌手の仲間入りを果たした地元出身の23歳の美人歌手アニッタさん。彼女は世界進出も噂されており、今後の活躍がもっとも期待される注目の新人アーティーストとして起用されたようです。ほかには斬新な音楽で世界中のコアなファンを魅了するべテラン中のベテランであるカエターノ・ヴェローゾさんと文化相の経験があるジルベルト・ジルさん。期待のルーキーと大ベテランの競演が話題となりました。

まとめ

2008年開催の北京オリンピックから2016年開催のリオデジャネイロオリンピックまで、開会式を盛り上げてくれたアーティストをご紹介しましたが、いかがでしたか?今いちばん気になるのは、2020年開催の東京オリンピックで活躍するアーティストが誰になるかですよね。今後の展開を楽しみに待ちましょう!