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競輪の基本ルールを分かりやすく解説します!

2017 1/25 10:28
競輪
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Photo by Herbert Kratky/Shutterstock.com

ここでは、競輪の基本ルールを簡単に解説していくことにします。基本的なルールや専門用語がいくつかありますので、それらを分かってしまえば、レースを楽しむことができます。予想して的中する快感をあなたも実感してみてはいかがでしょう。

競輪のルールとは?

競輪とは自転車競技だということは誰しもが知っていると思いますが、実際はどのようなルールで行われているのでしょうか。競輪は1組で5名から8名の選手が2,000mの距離で自転車をこぎ、その着番を競い合う競技です。その際にゴールしたタイムはあまり重要視されず、あくまで着順が重要になります。レースの序盤は先頭誘導車が30km/hで選手を誘導し、残り4周目まで走ります。選手たちはこの誘導車を追い抜くことはできません。

1レースの競輪の開催期間はいつまで?

競輪のレースは日本全国で行われており、1つのレースで2~6日間の日程で開催されています。中でも開催数が多いのは3日間のレースとなっており、勝ち上がり方式が採用されています。つまり、初日で勝った選手が2日目のレースに出ることができ、2日目のレースで勝った選手が最終日に出ることができるという仕組みです。
それぞれグレードの違うレースでは、勝ち上がり方式が異なることもあるようですがレースを見ていくことで次第に覚えられるようになります。

競輪選手にも階級があります

競輪選手は約2,700名ほどおり、プロスポーツの中で、最も多い人数になっているのをご存じでしょうか。以外に知られていないかもしれませんね。選手においてもランク分けされており、S級とA級に分かれています。S級の中でも2つのランクがあり、S級S班が競輪界最強の選手であり、9名しかおらず勲章の赤いレーサーパンツでの出場ができます。
その後にS級1班が続き、SSの座を狙う実力者たちが集まっています。A級は1班、2班、3班となっており、デビューしたばかりの新人はこのA級3班からスタートとなります。競輪選手の階級はこうして6階級あり、1~6月の前期と7月~12月の後期で分けられ、獲得した得点で階級の変動が決まります。

脚質とは何のことなの?

競輪の出走表を見ていて脚質という項目を見たことがあるでしょうか。この脚質とは、実は選手の走り方を表した言葉なんです。選手の走るタイプを"逃・追・両"の3タイプに分けます。競輪の順位を予想する上では、この選手の特徴でもある脚質が重要な情報源になるのです。逃タイプは主に形成するラインの先頭を走る選手のことを言います。先行選手と呼ばれると通り、ラインの先頭を走り、レースを組み立てていく重要な役を担っています。
追タイプは、先ほどの先行選手の後ろで走る選手のことをいいます。マーク選手とも呼ばれ、ラインの先頭選手を守る役目も担います。最後に両ですが、先述した逃・追のどちらもできる選手のことを指します。自在に動ける選手であり、レース展開から勝機を見い出していきます。

競輪はいつ行われているのか?

競輪は、日本全国365日行われています。これは大げさではありません。その中でも一番多いのは、日中開催でほとんどのグレードで10:30~17:00頃まで行われています。開催場によっては、函館やいわき平などのように、仕事帰りにでも楽しめるようにナイター開催がされている競輪場もあります。
また、青森、前橋、小倉では、ナイターよりもさらに遅い時間に行われるミッドナイト開催もありますが、こちらは観客を入れずにインターネットのみでレースを観戦できるようになっています。競輪場は全国で42カ所あり、車券は各競輪場の他、場外車券場で購入が可能です。また、インターネットでも購入できるので、より身近になってきています。

まとめ

以上、競輪の基本ルールや、競輪で使用される専門用語、豆知識を紹介してきました。いまやインターネットでもレース観戦できますし車券も購入できます。競輪の基礎知識を学ぶことで、競輪のレースをより楽しみやすくなったのではないでしょうか。ぜひ迫力満点のレースを間近で観戦してみてください。