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【初心者必見】空手上達のために必要な心構え

2017 1/30 12:11
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Photo by Bart Sadowski/Shutterstock.com

空手初心者の方へ、習い初めのうちは特に技術的な部分よりもメンタルや心の内面的なものが多くなってきます。今回は空手初心者が必要な心構えを5つ紹介したいと思います。どれも今日から取り入れられることばかりです。

礼儀を大切にする

空手も柔道、剣道などと同じく日本古来の武道です。武道は”礼に始まり礼に終わる”というように礼儀を重んじます。空手も同じように礼儀を大切にし心を整えて試合、練習に臨むことが重要となってきます。空手を始める際も一人ではできません。学校の部活動や道場に通うことで空手を習うことになると思いますが基本的な礼儀ができるまで型を教えてくれなかったりもします。
礼儀が出来ない人に武道の上達はないのです。基本的なことですが礼儀を心がけることが大事です。

モチベーションを維持する

空手を始める理由は人によって様々。健康目的や強くなりたいという気持ちなどそれぞれです。最初は高い志で練習を行いますが、地味な練習も多くケガやそれに伴う痛みでモチベーションが維持できなくなってしまうことがあります。人間ですから常に100%のモチベーションを維持するのはなかなか難しいことです。
しかし、モチベーションが低い状態だといくら練習をしても上達しません。常日頃から目標を持ちモチベーションを維持することが上達のコツになるのです。”初心忘るべからず”といったところでしょうか。

教えを素直に聞く

空手に限りませんが指導者の教えを素直に聞けるかどうかが上達のポイントになります。空手を始めたばかりのときは知らないことだらけなので先生や先輩の教えを素直に聞きます。
しかし、少し慣れてくると教えを聞かなくなり自己流でやろうとする人がいます。自分で工夫するのは悪いことではありませんが今まで蓄積されてきた空手の歴史から学ぶことは多くあります。先生や先輩の指導を素直に聞き、受け入れて練習をしていくことが大事です。

得意技を作ること

自分自身の得意技を持つことができると精神的に強くなれ、上達にも有効です。”この技だけは負けない”といった得意技があると困ったときに頼ることができ試合をすすめやすくなります。
得意技を習得するためにたくさんの練習をこなします。そのたくさんの練習が試合中にも”これだけ練習をやってきたから負けない”といった精神的な支えにもなります。得意技を習得するための基礎練習は地味なものが多く退屈ではありますが反復し確実に身につけることが重要です。

恐怖心を無くすこと

相手からの攻撃を受ける際に人間の本能で目をつぶって防御を取ることがあります。これは人間の本能なので空手に限らずとっさに恐怖を感じると起きる現象です。目をつぶっているため相手の攻撃に反応できず防御をしていても次の動きが鈍くなってしまいます。こういったことから目つぶらないようにすることが上達のひとつになるのです。
目をつぶらないようにするのは簡単に思えますが本能なので一筋縄では行きません。まず恐怖心を無くすことから始めると徐々に慣れてきます。慣れてきたら心構え一つで目を開けて対応できるようになってきます。

まとめ

いかがでしたか。どれも心がけ、心構え一つで変わることばかりです。日本古来の武道ということもあり空手も礼儀や心構えは大切ですね。空手をやっている方は今一度、気を引き締めて練習、稽古に臨むと上達が早くなりますよ。