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日本やロシアだけじゃない!空手の強い国といえばここだ!

2016 11/10 19:16
空手
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Photo by Lilyana Vynogradova / Shutterstock.com

2020年に開催される東京オリンピックの正式種目として、空手が名乗りをあげた。 しかし、空手に関する知識があまりないという方も多いのではないのだろうか。 そこでこの記事では、オリンピックで活躍が期待される空手の強い国を紹介したいと思う。

近年、目覚ましい成長をとげている「マレーシア」

東南アジアで開催される空手の大会において、メダルの常連国であるマレーシア。
アジア大会においても女子選手が金メダルを、男子団体においても銅メダルを獲得した経歴を誇る。 なお、東京オリンピックの正式種目として空手が追加された際も、メダル量産が期待されるのではないかという報道があった。現在、空手界において急成長を遂げている国であることに間違いはない。 2020年の東京オリンピックまでまだ十分な期間を残しているので、オリンピックでは日本やその他強豪国の好敵手として成長されることが期待される。

空手界において世界最強の座に君臨する「ロシア」

空手の強豪国といって忘れてはいけないのが「ロシア」だ。 ソ連崩壊後に空手が普及しはじめ、今では100万人以上の空手人口を誇ると言われている。 強豪選手も非常に多く、主要な国際大会の上位入賞者をロシア人選手が独占することも珍しくない。 2015年に日本で開催された極真空手が開いた世界大会では、準々決勝に残った8人のうち、4人がロシア人だった。
また、ロシアのプーチン大統領は、170センチの小柄な体格ながら極真空手の有段者(8段)であり、「世界一強い大統領」と称されることもあるほどだ。

全世界空手道選手権大会で優勝した経歴を誇る「ブルガリア」

昨今、空手界において忘れてならないのが東ヨーロッパの共和制国家「ブルガリア」だ。
2015年に日本で開催された極真会館・全世界空手道選手権大会では、強豪ロシアと日本の下馬評を覆して、ブルガリアのザハリ・ダミヤノフ選手が見事優勝を果たしている。神童と呼ばれて久しいヴァレリー・ディミトロフ選手をはじめ、世界大会で活躍する選手が頭角を表す中、益々今後の躍進が期待される国のひとつといえるだろう。

武道が盛んに行われている「フランス」

「フランス」も空手強豪国のひとつと言えるだろう。 サッカーやラグビーが強いイメージのある方が多いかもしれないが、空手や柔道の競技人口も非常に多く、武道が盛んな国のひとつであるといえる。 なお、極真会館・全世界空手道選手権大会でブルガリアのザハリ・ダミヤノフと決勝で戦ったのは、ロシアでも日本の選手でもなく、フランス(ジマ・ベルコジャ)の選手だ。

日本?伝統文化として親しまれてきた「空手」

我が国「日本」ももちろん強豪国のひとつだ。
発祥の地でもあり、競技人口も多く、あらゆる国際大会で優勝の経歴を誇る。 全国各地に空手道場が点在していることから、サッカーや野球などと同じように、習い事のひとつとして空手の経験がある方も少なくないのではないだろうか。
2020年東京オリンピックの正式種目として空手が入ったこともあり、今後、日本国内でも大いに注目されていくスポーツとなるだろう。

まとめ

日本はもとよりロシアが空手の盛んな国であることをご存知だったという方も多いだろうが、アジアにも注目株が存在し、世界チャンピオンが在籍するブルガリアや柔道でも強豪であるフランスも空手強豪国だった。どの国も今から目が離せない。
空手が世界の舞台で競われることとなる2020年の東京オリンピック。今から楽しみだ。