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アイスホッケーを語るなら知っておきたい名選手たちをご紹介

2016 12/2 01:42
アイスホッケー
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Photo by Anton_Ivanov/Shutterstock.com

世界的に高い人気を誇るアイスホッケー。 今回は北米スポーツの最高峰であるNHLを中心に、活躍した名選手や現役スター選手について紹介する。

アイスホッケーの神様「ウェイン・グレツキー」

ウェイン・グレツキーは1961年1月26日生まれのカナダ人で、アイスホッケー史上最高のプレーヤーと評された、誰もが認めるアイスホッケー界のカリスマ的な存在だ。
18歳でオイラーズの一員としてNHLデビューを飾ると、その年にリーグ最優秀選手に贈られるハート記念賞を受賞。その後は1999年まで20年間の現役生活の中でゴール数、アシスト数など数々の記録を打ち立て、いまだに破る選手は出てきていない。 アメリカではマイケル・ジョーダンやベーブ・ルースと並び称されるスーパースターの地位を築いている。

アイスホッケー史上最高のゴーリー「パトリック・ロワ」

アイスホッケーのキーパーのことをゴーリーと呼ぶが、史上最高のゴーリーといわれているのが、パトリック・ロワだ。 1965年10月5日生まれのカナダ人であるロワは、1984年にNHLデビューを果たす。スタンディングスタイルが主流だった当時、低めのシュートに強いバタフライスタイルと高いキャッチ能力が見事にはまったロワの新しいスタイルは、世界最高のゴーリーという評価を得るに至る。
1980年代後半から1990年代前半が最盛期で、この時期に最優秀ゴーリーを3回受賞し、リーグ最少失点を4回記録した。

アイスホッケー界のスーパースター「シドニー・クロスビー」

1987年8月7日生まれのカナダ人であるシドニー・クロスビーは、「グレツキーの再来」とも評されるアイスホッケー界のスーパースターだ。若い頃から評価が高く、ドラフト指名前からスポンサーがつくほど将来を嘱望されていた。
2005年のドラフトでペンギンズに入団し、1年目から活躍するが、惜しくも新人賞は逃す。NHL2年目にはペンギンズのキャプテンに指名されて5年契約を結ぶなど、チームから破格の評価を受ける。2015-2016シーズンではチームのリーグ優勝に貢献し、プレーオフの最優秀選手に与えられるコーン・スマイス賞を獲得している。

アイスホッケー界、もう一人のスター「アレクサンドル・オベチキン」

1985年9月17日生まれのロシア人であるアレクサンドル・オベチキンは、シドニー・クロスビーに負けないくらいのスーパースターだ。2005年のドラフトでは全体1位の指名権を得たキャピタルズが迷うことなくオベチキンを指名した。 彼は1年目のシーズンから得点を取りまくり、クロスビーとのポイント争いを制して、最優秀新人賞であるカルダーカップを獲得する。2007-2008シーズンには65ゴールでリーグ得点王になるなど、個人での爆発力が目立ったが、2010年からはチームキャプテンも務めている。

日本アイスホッケーを代表する存在「福藤豊」

福藤豊は、1982年9月17日に北海道釧路市で生まれたアイスホッケー選手だ。ポジションはゴーリーで、高校3年生の時には日本代表入りを果たすなど、早くから才能を認められていた。2002年にはNHLの下部リーグであるECHLのサイクロンズに入団し、日本代表では正ゴーリーにまで成長する。
そして迎えた2004年6月のドラフトでNHLのキングズから8巡目で指名され、その実力がNHLでも評価されていることが証明された。2005年8月には無事にキングズとの2年契約を結んで、正式に日本人初のNHL選手となった。

まとめ

アイスホッケーがあまり詳しくない方のために、知っておきたいアイスホッケー界の名選手を紹介してみた。 北米の4大プロスポーツに数えられるアイスホッケーは、チェックしておいて損はないので、これを機会にいろいろなチームや選手を調べてみてはいかがだろうか?