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初心者でも分かるアイスホッケーの基本ルール

2016 12/1 16:42
アイスホッケー
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Photo by Grushin/Shutterstock.com

アイスホッケーは、アメリカなど海外のスポーツというイメージが強い方も多いかと思いますが、日本で活躍しているチームも多くあります。 そんなアイスホッケーをもっと身近に感じてもらえるように、基本ルールと共にわかりやすく紹介します。

アイスホッケーの出場人数

アイスホッケーでは6人対6人で試合が行われます。この人数にはキーパーも含まれているため、フォワード3人とディフェンダー2人となります。
選手交代は何回行っても構いません。試合を見ていると、他のスポーツと比べて交代が早く感じます。それは、氷上を1分も滑っていると体力をとても消耗するからです。交代の際に注意する点としては、リンクに7人の選手が入ってしまうと反則になります。交代の際には、確実に選手が出てから交代選手が入るようにしなければなりません。

アイスホッケーの得点

アイスホッケーでは相手のゴールにパックを入れると得点となります。パックが入ると1点となり、得点が多かった方のチームが勝利となります。
リンク上のゴール前に描かれている青く塗られた半円がありますが、この中に入ってのシュートはゴールと認められません。また、シュートをした際に味方選手がその半円の中におり、その味方選手に当たって入った場合も得点にはなりません。しかし、それ以外の場所で選手に当たって入った場合は得点となります。

アイスホッケーの試合時間

アイスホッケーでは通常20分のピリオドを3回行います。その間に15分のインターバルを挟みますが、ジュニアの場合に限っては、それぞれの試合規定に従って試合を行います。インターバルの間には選手が滑って傷ついたリンクを製氷する目的もあります。 このピリオドごとにチームはサイドチェンジを行います。試合開始時には、フェイスオフと呼ばれる選手同士が向かい合い、落とされたパックを取り合うプレーが行われます。

アイスホッケーの反則

アイスホッケーでは他のスポーツと同様に反則がたくさんあります。その中でも基本的な反則としては、相手選手を自分のスティックでひっかけてしまうフッキングという反則や、スティックのブレードを肩よりも高く上げてしまうハイスティックという反則。またディフェンス時に多くある、スティックを手で掴んでしまったり、相手選手の体を手で制したりするホールディングという反則があります。 反則をしてしまった選手にはペナルティーが与えられ、一時的に退場にしなければなりません。

アイスホッケーでのペナルティーショット

アイスホッケーでは、サッカーのペナルティーキックのようなプレーがあります。これをペナルティーショットと呼びますが、これはシュート体制を取っていた選手がゴールキーパーと向かい合っていた時に反則をされた場合に適用されます。
このペナルティーショットはなかなか見ることができませんが、一部のリーグなどでは延長戦でも勝敗が決まらない場合に限り、ペナルティーショットで勝敗を決めることがあります。

まとめ

アイスホッケーの基本的なルールを紹介しました。 ルールを把握して観戦すると、面白さが倍増するはずです。ぜひ活用していただければと思います。