1番人気を推奨も……
先週AI予想エンジン、「KAIBA」の予想を紹介したレースは、1月18日(土)に小倉競馬場で行われた愛知杯(GⅢ・芝2000m)と1月19日(日)に京都競馬場で開催された日経新春杯(GⅡ・芝2400m)。果たして結果はどうだったのか、振り返ってみよう。
まずは、愛知杯の結果を見ていく。今年は中京競馬場ではなく、小倉競馬場での開催となったため、どのファクターを重視した予想になるのか注目していたが、前走のエリザベス女王杯で4着という実力を素直に評価し、1番人気のセンテリュオがKAIBAの本命だった。
しかし想定していた以上に雨が降り、重馬場となったことが影響したのか、後方2番手からのレースとなり、最後は必死に追い上げたが5着までが精いっぱいであった。勝利したのは中団を追走し、内から一気に突き抜けた7歳牝馬デンコウアンジュだった。大ベテラン柴田善臣騎手に導かれ、福島牝馬S以来となる重賞3勝目を挙げた。2着は6歳牝馬のアルメリアブルーム、3着には7歳牝馬レイホーロマンスが入っている。
2着のアルメリアブルームには印を回していたが、デンコウアンジュとレイホーロマンスはノーマークだった。誕生してまもないKAIBAに対して、上位3着までを独占したキャリア豊富なベテランから「もっと経験を積みなさい」と言われているかのような結果に終わってしまったが、AIはデータ蓄積によってどんどん進化していくので、この結果はKAIBAにとっては有益なデータとなっただろう。
【KAIBA予想】
◎センテリュオ
〇サラキア
▲フェアリーポルカ
△アルメリアブルーム
×ランドネ