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競馬を始める前に知っておきたい3つのこと

2016 9/13 15:42
馬券
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Photo by makieni/Shutterstock.com

競馬は見ているだけでも楽しめるレースです。
しかし公営ギャンブルとして認められている以上、馬券を買って楽しみたいものですね。
そして馬券を買ったらやはり、勝ちたいと誰でも望みます。
そこで勝つためのコツを知りたい方に方法をご紹介します。
(ただし!あくまでギャンブル、絶対はありません……。)

競馬で絶対に負けない唯一の方法とは

まずは100%、絶対に負けない正確な方法をご紹介します。それは馬券を買わないことです。えっ!?と思った方、でもこれは正しいことなんです。トンチみたいになってしまいますが、競馬は勝つことが不可能なゲームです。
というのも競馬はJRAが開催している公営のギャンブルです。馬券の売上は100%すべて払い戻されるわけではなく、「控除率」と呼ばれるマージンを主催者へ支払っています。券の種類やレースなどによって違いますが、約20%から25%を引いた残りの約75%が配当金です。
ということは馬券を買った時点で、必ず約25%は負けるということです。もちろん買った人と負けた人がいますが、トータルして平均すると約25%は必ず負けます。確率論の話ですが、馬券を買った人を平均してもそうなりますし、長く競馬をやればやるほど約25%の負けに近づいていきます。
「これってなんの得にもならない情報?」と誰もが思いますが、実はここに大切なポイントがあります。次の章でご説明します。

競馬は勝てない理由があることを理解する

先ほど競馬に負けないコツは、買わないことだと説明をしました。誰の得にもならない情報だと思っていると損をします。まず競馬に勝ち続けているプロたちも、基本的に「馬券は勝てない」と考えています。なぜなら何度もご説明している通り、約25%は必ず負けるギャンブルだからです。
プロはそれをキチンと理解し、確実に自分で予想ができる、勝てる確率の高いレースのみを狙っていきます。ついつい素人がやってしまうのが、朝からすべてのレースをアレもコレもと馬券を買ってしまうことです。それではやはり約25%の負け、もしくは奇跡が起きないかぎり、それ以上の負け金額になってしまいます。
この道のプロを見習うなら馬券はなんとなく手当たり次第に買うものではなく、自分なりに情報とデータを調べ、確実に予想ができそうなレースに的をしぼって馬券を買うことが、勝ち続ける秘訣なのかもしれませんね。

確率から考える競馬と自分なりの見極めとは

競馬はギャンブル、あくまで数字のゲームと捉えるなら、確率論という考え方で導き出せる方法があります。例えば“出走頭数”というレースに出る競走馬の数を示したものがありますが、18頭と9頭では勝率が大きく変わってきます。1位が当たる確率は18頭であれば18分の1、9頭では9分1です。どちらが予想しやすいかといえば、当然確率の高い9頭の後者ですね。
そういった確率論での考え方は、どんな応用もできます。馬券も高配当が期待できる3連単より、単複の馬券の方が当然ですが当たりやすくなります。そういったデータと確率論を駆使し、勝率を上げていくことはとても大切です。そして馬の状態や血統、コースの読み、ジョッキーの采配などを自分の目で見極めを行いながら、数字やデータを加えると予想が的中していく確率もきっと上がっていくでしょう。
ギャンブルは確実に勝つ方法がないので、いつかチャンスが巡ってくることを信じて勝ち負けに一喜一憂せず、負けることが当たり前と思って競馬を楽しみましょう。

まとめ

競馬をやる上での心得をご紹介いたしました。
「なんだ、なかなか勝てないのか……」と諦めるのではなく、勝率を上げるためにデータや数字などの確率を駆使することと、自分の目で馬の状態などを見極めることが大切です。
そして最後はやはり競馬を楽しむ!ということが1番のポイントではないでしょうか。

以上「知ってるだけで全然違う!競馬で勝つためのコツをご紹介」でした。