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「上がり最速を出す馬」を狙った予想が的中! グローリーヴェイズが勝利した日経新春杯

馬群,ⒸSPAIA
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完璧に乗ったグローリーヴェイズ

1月13日(日)に京都競馬場で行われた日経新春杯(GⅡ)。そのレース結果、予想で着目したデータは合っていたのか考察していく。

レースはアイトーンが何が何でもハナを主張したせいで1000mの通過が58.3秒と、この距離にしてはかなり速いペース。それに道中、位置取りが悪かったメイショウテッコンが動く形になり、前には余計に厳しいレースとなった。結果的に前にいた馬は総崩れ。勝ったグローリーヴェイズは内枠を生かして距離ロスなく運び、道中はじっと我慢。直線も空いた内を狙って完璧な競馬だった。

2着のルックトゥワイスは勝ち馬と同じような位置取りだったが、勝ち馬と違って外々を回されたのが痛かった。勝ち馬にうまく立ち回られた感がある。

3着のシュペルミエールは上位馬より少し前で立ち回って最後もじわじわ足を使った。切れ負けしただけに、今後はもう少し決め手を磨く必要がありそう。

2番人気のムイトオブリガードは結果6着。体が太かったし、久々の右回りなど力を出し切れなかった感がある。次走、人気を落とすようだと狙ってみるのも手だ。

上がり最速馬を狙ったのが正解

予想で注目したのが「上がり最速を出す馬を狙え!」ということで、下記のデータに注目したが、相手に挙げたルックトゥワイスが上がり最速で2着に来ており正解。

上がり3ハロン成績

ⒸSPAIA


本命に挙げたグローリーヴェイズは人気に応えて勝利。上がり最速ではなかったが2位タイ。上がり2位の成績もそこまで悪くなかっただけに結果論だが正解と言っていいだろう。4歳馬が強いレース、人気馬が来るレースだというデータも役に立ち当てることができた。データ的には完璧なレースだった。