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ミスパンテールが連覇達成 今年も荒れたターコイズステークス回顧

ミスパンテール
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ⒸSPAIA

次走、狙って面白いディメンシオン

12月15日(土)に行われたターコイズステークス。5番人気のミスパンテールが勝利し、同レース連覇となった。しかし例年通り荒れに荒れたレースだった。データ的には大外れ。何がいけなかったか、反省していく。

ターコイズステークス

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レースの流れは前半45.5、後半47.2ならハイペース。それを考えると、前で立ち回った4着馬フロンティアクイーンはよく踏ん張っていることになる。勝ったミスパンテールは内でロスなく立ち回って、完璧な騎乗だった。トップハンデを背負って勝ったのは立派だが、ロスのある競馬になった時がどうか。

ターコイズステークス

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2着馬リバティハイツは4角手前で徐々に進出。勝ち馬の目標になりながらも、じりじり足を伸ばした。まだまだ伸び盛りの3歳馬で来年が楽しみ。

ターコイズステークス

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3着のデンコウアンジュは、最後は狭い内を割ってきた。この馬の走り時は正直に言って分からない。人気がなければ相手に入れるのがベストかも。

次に狙って面白そうなのがディメンシオン。結果は5着だったが、先着を許した馬たちはロスなく立ち回ったのに対して、こちらは4角で外を回されるロス。最後も足を余していた。人気が落ちるようだと狙ってみたい。

データ的にお手上げのレース

予想的にはカワキタエンカ、フローレスマジック、プリモシーン、リエノテソーロ、レッドオルガのボックスをオススメした。理由は前走1600万、GⅠに出ていた馬の連対率が近10年で20頭中19頭いたからだ。これに絞って選んだのが間違い。2着に前走オープン特別3着だったリバティハイツが入り、もうお手上げ状態である。

ただ、勝ち馬は前走GⅠ、それに横山典騎手、斤量の連対率が悪くなかっただけにボックスに入れておかなければならなかった。猛省である。毎年のように荒れるターコイズステークス。来年は今年の猛省を忘れることなく予想したいと思う。