3連単69万7990円
6月29日、函館競馬場で行われた函館記念は佐々木大輔騎手騎乗の10番人気ヴェローチェエラが優勝。勝負どころで外から仕掛けて直線入り口で先頭に立つと、後続を置き去りにしたままゴールイン。勝ちタイム1分57秒6はレースレコードだった。
2着は6番人気ハヤテノフクノスケで4歳馬のワンツー決着。3着には最低人気のマイネルメモリーが食い込み、3連単は69万7990円の波乱となった。
ヴェローチェエラは栗東・須貝尚介厩舎が管理するリアルスティール産駒の4歳牡馬。3歳時に京都新聞杯(GⅡ)で3着と健闘した実績を持ちながらクラシック戦線には乗ることができなかったが、昨夏から秋にかけて3連勝でオープン入り。
明け4歳シーズンは日経新春杯で4着、阪神大賞典は5着といずれも人気を裏切る結果に終わり、前走はオープンの大阪―ハンブルクカップで6着。苦戦が続き今回は10番人気まで評価を落としていたが、終わってみれば後続に0秒3差をつける完勝だった。
【優勝馬データ】
馬名:ヴェローチェエラ(牡4)
厩舎:須貝尚介(栗東)
父:リアルスティール
母:イプスウィッチ
馬主:TO RACING
生産者:ノーザンファーム
※万全を期すため、主催者が発表する情報と照合してください。
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