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【ラジオNIKKEI賞予想印まとめ】フクノブルーレイク、センツブラッドに◎なし 予想陣は“1勝馬”に熱視線

2025 6/29 11:00SPAIA編集部
ラジオNIKKEI賞 SPAIA予想,ⒸSPAIA
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3者の印が被ったのは一頭だけ

29日に福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)。トリッキーな福島芝1800mコースで行われる3歳限定戦というただでさえ頭を悩ませる条件でありながら、そこに「ハンデ戦」の条件まで加わる極めて難解な重賞としてもお馴染みの一戦だ。SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。


2025年ラジオNIKKEI賞のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


やはりと言うべきか、3者の本命はバラバラ。それどころか上位3頭の印も重なった馬もいなかった。

AI予想エンジンKAIBAの本命モティスフォントは京都大学競馬研究会の×が入ったが、血統分析の坂上明大氏は無印となった。初勝利を挙げた1800mの距離に戻り、前走から3kg減の斤量54kgは魅力的。僅差とはいえ前走は1勝クラス戦で敗れており、初重賞挑戦でどこまでやれるかは未知数だが、10年ぶりのラジオNIKKEI賞参戦となる名手C.ルメール騎手の手腕に注目だ。

京都大学競馬研究会はKAIBAも坂上氏も印を入れていないスナークピカソを本命に抜擢。前走・白百合S(L)は6着に敗れたが、前半1000m57秒9のハイペースを逃げて最後は失速。それでも勝ち馬と0秒5差なら展開を考えれば悪い内容ではなく、「福島芝1800m替わり、開幕週の超高速馬場、3枠3番の絶好枠、マイナス4キロの斤量、叩き2走目と条件は大きく好転。逆転可能」と大きな期待を寄せている。

そして、坂上氏の本命印はエキサイトバイオに入った。このレースと相性が良いNureyevの血を持つレイデオロ産駒で、過去10年【3-2-2-8】勝率20.0%、複勝率46.7%を誇る1枠を手にした幸運も味方に重賞初制覇を狙う。

最後に、唯一3者の印が重なったセンツブラッドについても触れておきたい。2走前に中山芝1800mで1勝クラスを勝ち、前走・白百合S(L)でも2着と好走。右回り芝1800mではコース形態問わず安定したパフォーマンスを見せており、ルーラーシップ産駒ということで上述したNureyevの血も持っている。昨年のオフトレイルに続き、この夏の福島でもゴドルフィンブルーが躍動するのか。こちらも目が離せない一頭だ。


AI予想エンジンKAIBA
◎モティスフォント
◯レーヴブリリアント
▲バズアップビート
△センツブラッド
×トレサフィール

京都大学競馬研究会
◎スナークピカソ
◯センツブラッド
▲フクノブルーレイク
△インパクトシー
×エキサイトバイオ
×モティスフォント

坂上明大(血統分析)
◎エキサイトバイオ
○フクノブルーレイク
▲センツブラッド
△ビーオンザカバー
×バズアップビート
×ショウナンマクベス

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