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【ラジオNIKKEI賞】AIの本命はモティスフォント 勝率50%の“逆襲データ”該当

2025 6/29 09:00SPAIA編集部
2025年ラジオNIKKEI賞 AI本命馬モティスフォント,ⒸSPAIA
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狙いは「斤量減」の馬

29日に福島競馬場を舞台に争われるラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)。JRA唯一の3歳限定ハンデ重賞という難解な一戦で、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:モティスフォント

●短評
美浦・田村康仁厩舎が管理するモーリス産駒の3歳牡馬。キャリア3戦で【1-1-1-0】と馬券圏外になった経験がない安定株だ。2015年以来、実に10年ぶりの夏の福島参戦となるC.ルメール騎手を背に重賞初制覇を目指す。

●データ
ラジオNIKKEI賞を予想するうえで、避けて通れないポイントといえば「ハンデ戦」であること。そこで過去10年の斤量に注目してみると、「前走比で斤量減」という馬が【8-9-8-87】と馬券内30頭のうち25頭を占めていた。

なかでも「前走1番人気で2着以下」、1番人気に推されながら負けてきた馬は【2-0-0-2】勝率・複勝率50.0%、単勝回収率475%に複勝回収率155%と逆襲傾向あり。思えば昨年6番人気で優勝したオフトレイルもこの条件に該当していた。

また、「前走4角1番手で連対」から「今回斤量減」の馬も【2-2-1-7】勝率16.7%、複勝率41.7%で単勝回収率228%、複勝回収率144%と好成績。2022年フェーングロッテン(3番人気1着)、2023年シルトホルン(4番人気2着)、2024年ヤマニンアドホック(5番人気3着)と3年連続で好走馬を輩出している。

上述した好データをいずれも満たすのはモティスフォントだけ。夏の福島参戦は10年ぶりも、その10年前のラジオNIKKEI賞をアンビシャスで制しているルメール騎手の手腕にも期待したい。

AI予想エンジンKAIBA
◎モティスフォント
◯レーヴブリリアント
▲バズアップビート
△センツブラッド
×トレサフィール

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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