キングカメハメハ系×マンハッタンカフェは昨年勝ち馬と同じ
4日に京都競馬場で行われる第171回天皇賞(春)。阪神で行われた2021、22年は“スタミナお化け”の母系が大活躍したが、京都に戻った2023年からはある程度のスピード血脈を内包した母系を持つ馬が活躍している。母系にフォーティナイナーを持つ2頭のワンツーだった昨年がいい例だろう。
今回の注目馬は、前哨戦の阪神大賞典を制したサンライズアース。キングカメハメハ系の父レイデオロは日本ダービーや天皇賞(秋)を制した活躍馬で、3代母にウインドインハーヘアはディープインパクトと同じ一族でもある。
また、サンライズアースの祖母はハルーワソングで、いとこにヴィルシーナ(2013、14年ヴィクトリアマイル)やシュヴァルグラン(2017年JC)、ヴィブロス(2017年ドバイターフ)がいる優秀な母系だ。本馬の兄にもセラフィックコール(2024、25年ダイオライト記念)、妹にはテリオスララ(2024年阪神JF3着)がおり、条件を問わず活躍馬を出している。
ちなみに、「父キングカメハメハ系×母父マンハッタンカフェ」というのは、昨年の勝ち馬テーオーロイヤル(父リオンディーズ)と同じパターン。レイデオロ産駒初のGⅠ制覇なるか、注目が集まる。
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