「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【AIデイリー杯2歳S】必須条件の「前走1着」クリアでもカイザーノヴァは無印に

2020 11/14 06:00SPAIA編集部
2020年AIデイリー杯2歳SインフォグラフィックⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

「前走1着馬」での比較

11月14日に阪神競馬場で行われるデイリー杯2歳S。年末に控えた朝日杯FSと同じコースで施行される重要な前哨戦となる。このレースをAIはどう見たのか。

本命はレッドベルオーブ。前提として、デイリー杯2歳Sは過去10年の勝ち馬全て「前走1着馬」。連対率比較でも「前走1着」は24.7%に対し「前走2着以下」は3.1%と不振。AIも順当に前走1着馬を上位にとった。

デイリー杯の前走着順別


その中でも最上位に評価されたレッドベルオーブ。前走は中京マイルで1.33.1という2歳のスーパーレコードを記録しての勝ち。後続を3馬身半ちぎった内容を見れば重賞の壁も軽々と突破してきそうだ。

対抗は2連勝中のホウオウアマゾン。3戦して連対を外しておらず、新馬戦で後塵を拝した相手にも前走でリベンジ済み。レースごとに良化しており、ここでも引き続き期待できる。

以下、印はスーパーホープ、スーパーウーパー、シティレインボーに回したが、クローバー賞勝ち馬のカイザーノヴァは無印に。確かに過去10年で夏の北海道シリーズから直行となる馬は【1-0-3-13】とイマイチだが、この判断が吉と出るか凶と出るか注目だ。

AI予想エンジンKAIBA
◎レッドベルオーブ
○ホウオウアマゾン
▲スーパーホープ
△スーパーウーパー
×シティレインボー

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。



《関連記事》
【エリザベス女王杯】ヴィクトリアマイル勝ちノームコアは消しが得策 上位人気馬の死角は?
【エリザベス女王杯】外を回しても伸びる馬場 待望の得意条件で狙いたい馬とは?
【エリザベス女王杯】ラッキーライラックは消し ハイブリッド式消去法で免れるのは最大7頭