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【JBCクラシック予想】帝王賞1~3着馬を評価しつつも狙ってみたい穴馬2頭とは?

2020年JBCクラシックⒸSPAIA
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中央馬が圧倒的な強さ

11月3日に行われるJBC4競走。JBCを考える上で鍵となるのが地方馬の取捨。カテゴリごとに中央馬と地方馬のレベル差はまちまち。中央馬だけで的中できるのか、それとも人気で劣る地方馬にも妙味があるのか、レースごとにスタンスを明確にしてから予想に入るのが吉だ。

JBCのなかでもメインの呼び物、JBCクラシックは18:30の発走。このレースは4カテゴリでも最も中央馬優勢の傾向が強く、過去5年で馬券に絡んだ馬の内訳は中央馬14頭、地方馬1頭。

JBCクラシック過去5年の優勝馬



その1頭も地の利が活きやすい小回りの浦和で行われた昨年、地元のセンチュリオンが3着に入ったもの。直線も長くフェアな大井では紛れはそうそう期待できない。今年は南関勢もそのセンチュリオンやサウンドトゥルー、ノンコノユメ、ミューチャリーなど近年になく粒ぞろいだが、あくまで「3着あれば御の字」という立場だろう。

帝王賞の再戦だが…

今年の中央勢はクリソベリル、オメガパフューム、チュウワウィザードと、6月に同舞台で行われた帝王賞の1~3着がそろい踏み。基本的にはこの3頭をどう順序付けするかというレース。

帝王賞は前半の1200mを1分16秒9でゆっくり入ったのち、ラストが12.0-12.6-11.7-12.1と締まった展開。3着のチュウワウィザードは上位2頭と比べて、器用さやしぶとさの問われる条件を得意とする馬。大箱の大井でスローからの脚力勝負は最悪に近い条件だった。展開次第で上位2頭を逆転する目もあると見て、中心に据えたい。

2、3番手は国内無敗のクリソベリル、大井成績が抜群のオメガパフュームで問題なさそうだ。

穴を挙げるならばデルマルーヴルと船橋のミューチャリー。どちらも小回りに難のある差し馬で、大井2000は舞台設定として理想。前が必要以上にやりあう展開となった際の3着候補に置いておきたい。

▽JBCクラシック予想▽
◎チュウワウィザード
〇クリソベリル
▲オメガパフューム
△デルマルーヴル
☆ミューチャリー