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【AI天皇賞(秋)】良馬場の年は距離短縮が苦戦 昨年のワンツー再現に期待

2020 11/1 06:00SPAIA編集部
2020年AI天皇賞(秋)インフォグラフィックⒸSPAIA
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クロノジェネシスは無印

11月1日に東京競馬場で行われるのは天皇賞(秋)。アーモンドアイのGⅠ8勝目なるか、はたまたクロノジェネシスら強豪がそれを阻止するか、大注目の一戦だ。AIはこのレースをどう見たのか。

本命はやはりアーモンドアイ。これまでに大崩れしたのは有馬記念ただ一度きり。この時は熱発明け、2500m、雨の影響、ハイペースの消耗戦という悪条件が重なった。東京の2000m良馬場はベストの条件で、逆らう要素なしといったところか。

対抗はダノンプレミアム。昨年はそのアーモンドアイに次ぐ2着。安田記念大敗からの直行だったが、何事もなかったかのように巻き返した。今年も似たような状況で、AIはワンツー再現に期待。

3番手は意外なところからジナンボー。実績では劣るが、今年はGⅠ大阪杯でも先行して見せ場たっぷりの0.5差6着と健闘。父母ともに三冠馬という超良血でもう一段伸びしろがあれば。

以下、フィエールマンとキセキに印を回したが、なんとクロノジェネシスは無印。もともと距離短縮組の成績はあまりよくないレースだが、特に良馬場の年は連対率わずか8%。稍重~不良馬場なら同23%まで改善するのだが…。

天皇賞(秋)距離短縮組の成績



クロノジェネシス自身も渋った馬場の方が得意ということもあって、今回は見送りに。この日付の天皇賞といえば、オールドファンには思うところもあるだろう。熱戦を期待しつつ、まずは全馬無事ゴールインを願いたい。

AI予想エンジンKAIBA
◎アーモンドアイ
○ダノンプレミアム
▲ジナンボー
△フィエールマン
×キセキ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。


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