【AI京都大賞典】キングオブコージを血統から評価　ロードカナロア産駒の意外なデータ

キングオブコージを本命に

10月11日に京都競馬場で行われるのは京都大賞典。毎日王冠とならぶ天皇賞の前哨戦だが、芝2400ｍという設定もあって、近年はジャパンCのステップとしても利用されている。このレースをAIはどう見たのか。

本命はキングオブコージ。目下4連勝中の馬。昨秋まではマイル戦を使われていたが、今年に入って中距離に目先を変えると破竹の勢いで勝ち上がってきた。

血統面が高く評価されているのでデータを調べたところ、イメージに反してロードカナロア産駒は2400ｍ以上のレースで好走率が高く、回収率も単複とも100％を超えていることが分かった。この意外な適性にも期待された様子。

対抗はグローリーヴェイズ。同コースでは昨年の日経新春杯を勝っており、コース適性は十分。前走はドバイへの輸送（レースは中止）明けで、歴史的にタフな馬場となった宝塚記念に出走。特殊な条件下で大敗したものの、度外視可能だろう。

3番手以下はステイフーリッシュ、シルヴァンシャー、パフォーマプロミス。それぞれ京都外回りのGⅡで好走実績があり、舞台適性のある馬が相手に選ばれたが、なんとキセキは無印に。確かに気性面とテン乗りのリスクを抱えた馬でもあり、オッズに見合わないという判断か。

AI予想エンジンKAIBA
◎キングオブコージ
○グローリーヴェイズ
▲ステイフーリッシュ
△シルヴァンシャー
×パフォーマプロミス

《KAIBAとは？》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。