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メンズゴルフシューズの上手な選び方

2016 12/21 10:03
ゴルフ
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Photo by ESB Professional / Shutterstock.com

ゴルフをこれから始めようとしている方、既に始めている方、ゴルフシューズはどうしているか? クラブやウェアには気を遣う方も、シューズはサイズだけで選ぶ方が多いようだが、本当にそれでいいのだろうか? ここでは男性向けシューズの選び方を紹介する。

ゴルフシューズのスパイクによる分類

ゴルフシューズをスパイクの形状別に分類すると、メタルスパイクタイプ、ソフトスパイクタイプ、スパイクレスタイプに分かれる。しかし、最近は多くのゴルフ場がグリーンの保護の名目でメタルスパイクを禁止しているため、見かけることはなくなった。したがってソフトスパイクかスパイクレスのどちらかを選ぶことになる。
それぞれのシューズの違いはグリップ力だ。スイングをする時、斜面を歩く時にソフトスパイクの方が地面をしっかりグリップして滑りにくくなる。そういった意味からも、斜面を歩く可能性の多い初心者の方は、ソフトスパイクタイプの方がおすすめだ。

革靴タイプとスニーカータイプ

革靴はスポーツに向かないのではといった声も聞こえてきそうだが、さにあらず。紳士のスポーツと言われているゴルフでは、メタルスパイクの時代から革靴タイプのゴルフシューズは定番だった。
しかし、革靴タイプは重くてお値段も少々高めである。軽くて価格的にも手頃、機能性の高いスニーカータイプが受け入れられたのも当然のことかもしれない。
オーソドックスないでたちには革靴タイプが、綿パンやチノパンがお好きならスニーカータイプのゴルフシューズがお似合いのようだ。

機能満載、最近のゴルフシューズ

スパイクと靴のタイプが決まったら、機能を比べてみるのも、お気に入りのゴルフシューズを選ぶには必要な作業である。雨の日や朝早い時間の露対策には、防水性を備えている方が気分よくプレーできる。しかし、夏の暑い時期などには通気性のある方がうれしい。
一般的に、革靴タイプは防水性に優れ、スニーカータイプは通気性に優れているようだが、お互いに欠点を補った製品も出荷されているので、決めつけることはできない。
その他の機能では、ひもを結ばなくていいものや、ダイヤルを使ってひもの締め付けを調整するものも販売されている。

ソフトスパイクゴルフシューズ-ミズノジェネム006ボア-

それでは、ソフトスパイクタイプのゴルフシューズを紹介する。
ミズノ製ジェネム006ボアは、製品名でも分かるとおり、Boaクロージャーシステムを採用したソフトスパイクの革靴タイプゴルフシューズだ。サイズは24.0~28.0cmまで0.5cm刻みと29cmを加えた10サイズに、ワイドが2E、3E、4Eと、足の幅が広い方にはうれしいラインナップになっている。アッパーはマイクロファイバーを使った人工皮革で天然皮革にはない軽量を実現している。
そのほか、スイング時の横ブレを抑えるフロントスタビライザー、衝撃を抑えるミズノウェーブなど、機能的な一足である。

スパイクレスゴルフシューズ-ヨネックスパワークッション704-

ヨネックス製パワークッション704は、スパイクレスでスニーカータイプのゴルフシューズだ。
スパイクレスの物足りなさともいえるグリップ力を強化した新パワーグリップソールを搭載している。サイズは24.0~27.5cmの8種類で、幅は3.5Eと余裕を持った作り。色もグレー、ブラウン、ホワイト/ゴールド、ブラック/シルバーの4種類と選択肢も豊富だ。
アッパー素材は撥水性人工皮革、シリコンカバー付きファスナーが付いているので、わざわざ靴ひもをほどかなくても大丈夫。衝撃を吸収するパワークション付きで足にも優しい構造である。

まとめ

ゴルフシューズの種類や違いを、色々な角度からまとめてみたが、いかがだろうか。 ゴルフシューズも、他の道具と同様に進化を続けていて、選択肢も多くなった。 サイズを合わせるのは当然のことだが、機能的なスペックも加味して選ぶようにすれば、ゴルフの上達が早くなるかもしれない。