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2017年は挽回できるか?F1マクラーレン・ホンダ

2017 4/20 11:07ユタロー
モーターレース
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Photo by cristiano barni /Shutterstock.com

近年成績が振るわないマクラーレン・ホンダですが、2017年の意気込みはどうでしょうか? 2016年度の成績や注目されているドライバー、今後登場するであろう新マシンの紹介など、初めての人にもわかりやすく解説していきます。

マクラーレン・ホンダとは

マクラーレン・ホンダとは、1963年に設立されたかなり古株のレーシングチームです。
1974年から1998年にかけて8回のコンストラクターズタイトルを獲得するなど強豪として知られていましたが、残念ながら近年では成績が振るわない状態となっています。 2015年は、27ポイントでまさかの9位となり、奮闘した2016年も76ポイントで6位という結果となってしまいました。
根強い多くのファンが、強豪復活を願っています。

マクラーレン・ホンダの新マシン

マクラーレンは、2月にニューマシンであるMCL32を発表しました。特徴は一目見てわかる程のカラーリングで、目立つオレンジと黒色のツートンカラーとなっています。
ホンダとのコンビ復活から3年目の今年、これまであった開発トークンのレギュレーションがなくなったため、大幅にパワーユニットを見直すことになったようです。フロントウイングは、ほぼ2016年度のマシンと変わらず、新レギュレーションに合わせて少し幅を広くしただけのように感じられます。

新しい3ドライバー体制とは

マクラーレン・ホンダは、2017年のシーズンを3ドライバー体制という新しい試みで戦っていくようです。 大ベテランであるジェンソン・バトン選手を引き続きドライバーとしてそばに置き、メインのレースドライバーとして、フェルナンド・アロンソ選手とストフェル・バンドーン選手が抜擢されています。
ワールドチャンピオン経験者であり、かなりの回数優勝しているバトン選手が、この2人を支える位置づけのようですが、この新たな試みが吉と出るのでしょうか?

ベテランのフェルナンド・アロンソ

スペイン出身のフェルナンド・アロンソ選手は、2001年にデビューしたベテランドライバーです。2005年に、当時の史上最年少チャンピオンにも君臨しているため、ご存じの方も多いと思います。
2015年にマクラーレン・ホンダに復帰し、今年で3年目を迎えます。2016年の個人成績は、僅か11ポイントで17位という結果となってしまいましたが、まだまだ期待ができる実力ある選手です。今シーズン、新しいマシンでどのような走りを見せてくれるのか楽しみです。

期待の若手、ストフェル・バンドーン選手

ストフェル・バンドーン選手は、2013年2月からマクラーレン・ホンダの若手ドライバー育成プログラムに参加している選手です。
潜在能力が非常に高いと評価されており、2013年にはフォーミュラ・ルノーのチャンピオンシップで2位、2016年GP2では圧倒的脅威で優勝を勝ち取りました。 同年、急きょ参戦したバーレーングランプリの予選では、ジェンソン・バトン選手を超える成績をたたき出しており、今年のレースで非常に期待が持てる選手の1人です。

まとめ

今回は、マクラーレン・ホンダの2017年のマシンや出場選手についてご紹介させていただきました。 3ドライバー体制がレースドライバーにどのような影響を与えるのか、非常に楽しみです。 また、期待の若手であるバンドーン選手からも目が離せそうにないですね!