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宇野昌磨選手19歳。果敢に挑んだフィギュア四大陸選手権2017

2017 4/20 11:07masumi
フィギュアスケート
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シニア移行後も表彰台に

2015-2016シーズンにシニアクラスへ移行した宇野選手は、コーセー・チームチャレンジカップで世界初の4回転フリップを成功させます。これはギネス世界記録に認定される出来事でした。
グランプリシリーズでは、スケートアメリカを2位、エリック・ボンパール杯を優勝で勝ち上がり、ファイナルでは銅メダルを獲得します。初参戦でファイナルの表彰台に上るのは、男子シングルでは宇野選手が初となる快挙でした。
2016-2017シーズンは、スケートアメリカのフリーで3本の4回転ジャンプを成功させて優勝に輝きます。 全日本選手権では初優勝を成し遂げ、四大陸選手権の日本代表の座も勝ち取りました。

四大陸選手権開幕。ショートで好発進

2月17日、宇野選手は最終グループの3番滑走で登場しました。衣装はラベンダーから深紫のグラデーションが美しく、白いリンクによく映えます。
バイオリンの音色が流れるとゆっくりと滑り出し、徐々にスピードを上げて4回転ジャンプへと向かいます。冒頭は高難度のフリップで、着氷で少しこらえるも成功させました。
4回転+3回転のコンビネーションジャンプはしっかりと着氷し、スムーズにスピンへとつなげます。トリプルアクセルは幅のあるダイナミックなジャンプで、最後はクリムキンイーグルからのスピンで決めました。 得点は史上4人目となる100点超えで、順位は2位と好位置です。

攻めのフリー。4回転ループに挑む

ショートから2日後、最終グループで登場した宇野選手は、黒地に炎のような赤が印象的な衣装です。リンクに立つと、強いまなざしで真っ直ぐに前を見つめました。
冒頭では初挑戦の4回転ループを見事に決め、続く4回転フリップも軽々と跳んで着氷します。高難度のジャンプ成功に歓声が沸き、3回転ジャンプやスピンでも大きな拍手が起こりました。
宇野選手は変化するタンゴのテンポに合わせ、メリハリのある演技で観客の心をつかみます。トリプルアクセルでは転倒もありましたが、4回転+2回転のコンビネーションジャンプも決め、得意のクリムキンイーグルと回転の速いスピンで終盤を盛り上げました。
転倒による減点があったものの3位と健闘し、四大陸選手権では初となる表彰台に上りました。

まとめ

今大会、宇野選手は4回転ループを試合で初めて跳び、そして成功させました。3種類の4回転ジャンプをコンビネーションも含めて4本跳び、高得点を獲得しています。 宇野選手はスピンとステップの評価も高く、今後の大会でも優勝争いに関わってくるに違いありません。 表現力にも定評がある宇野選手はまだ19歳です。どんな成長を遂げていくのか、世界中のファンが楽しみにしています。

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