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これで分かる!ボクシングのジャブ、上達のコツ5つ

2016 10/11 18:34
ボクシング 試合
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Photo by Ollyy / Shutterstock.com

ボクシングをやっている方へ。 「もっと強くなりたい!」と考えている人のために、 今回は、「ボクシングのジャブ、上達のコツ」を5つご紹介します。

ジャブの特性をおさらいしよう!

ジャブとは、徐々に相手へダメージを与える攻撃。使い方によっては、相手を倒すこともできる攻め方です。ストレートを打ち出すパンチと組み合わせることで、緩急のあるボクシングスタイルを身に付けられます。 ジャブは、「小刻みに動かす」ことがポイントであり、隙がないジャブを与え続けると、相手も必殺パンチを繰り出しにくくなります。試合でもとても有利な攻撃なので、「素早くて、相手がひるむジャブ」を意識して練習しましょう。

ジャブの種類と打ち方

「普通」「速い」「強い」「連打」など、ジャブにはさまざまな種類の特徴があります。どのジャブを使っていくのかは、選手のボクシングスタイルによって異なります。体格差もあるので、まずは自分に合ったタイプのジャブを身に付けましょう。 打ち方の基本は、力を入れないことです。力が入ったジャブは、素早く動かせません。
また、威力も下がってしまいます。力を入れるのは、「相手に当てる瞬間」「ミット・サンドバッグに当てる瞬間」。さらに、パンチを当てた後は「こぶしを引くこと」も意識してください。

うまくなるジャブのコツは、「肩」と「下半身」

力を入れないことがジャブの基本なので、「リラックスして打つ」ことが重要となります。「どうしたら、しなやかに動かせるのか?」「どうやったら、素早いジャブが打てるのか?」。これらを考え過ぎると、どんどんジャブの精度が低くなるでしょう。 「ジャブが上達しない」と感じたら、まずはリラックスすることが大切です。
また、肩を前に出し過ぎていたり、下半身の鍛え方が足りないケースもあります。素早く力強いジャブを出すためには、手の動かし方だけでは解決しません。体の使い方や体幹作りにも目を向けましょう。

さらなる上達のコツは、「組み合わせ」

基本の動きや体幹がしっかりすれば、素早くて力強いパンチを繰り出せるようになります。しかし、実戦で使うには、ジャブだけでは通用しません。基礎が身に付いたら、ストレートやフックとの「組み合わせ」を考えましょう。 ジャブを繰り出すタイミングが良いと、それだけで試合が有利になります。
「自分のボクシングスタイルの中で、ジャブをいつ使うのか?」をイメージしておくのも大切です。基礎のトレーニングを繰り返しながら、イメージトレーニングも欠かさず行いましょう。

ボクシングジムを見直してみよう

ボクシングを始めるために、初心者向きのジムを選んだ方も多いと思われます。今のジムで「目標としている選手」がいれば、その方のジャブの特徴を目に焼き付けてください。間近でうまいジャブを何度も見ていれば、自然とその動きをマスターできます。
ジムにそのような方がおらず、自分より強い選手が少なければ、ジムを変えてみてください。プロを目指す練習生もいるジムならば、かなり刺激になります。ジャブの打ち方も、数多くの「うまい」戦法を知ることができるので、上達しやすいです。

まとめ

いかがでしょうか? 上達のコツは、自分のボクシングスタイルに合わせて、「素早く力強いジャブ」を心掛けることです。力を入れずに、「相手に当てる瞬間」と「当てた後」に力を利用しましょう。 肩や下半身を鍛え、ジャブのうまい選手を知ることも大切です。「どこでジャブを使うか?」というイメージトレーニングも、欠かさずに行いましょう。

以上「これで分かる!ボクシングのジャブ、上達のコツ5つ」でした。