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ボルダリングの服装、おすすめセレクト法

2016 12/21 10:03
スポーツクライミング
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Photo by Dragon Images / Shutterstock.com

ボルダリングは「シューズ」さえ用意してしまえば、簡単に始めることができるスポーツだ。 しかし、もう一点確認しておきたいのが、その「服装」である。 服装に特別の制限はないが、その服装を選ぶ時にぜひ確認しておきたい要素をまとめてみた。

みんながよくしている服装、そのお値段は?

冒頭でも触れた通り、ボルダリングの服装に特別の制限はなく、単に「動きやすければよい」と言える。 実際にボルダリングをしている方に多い服装は、「Tシャツ短パン、アンダーシャツやレギンス」というものだ。ボルダリングジムに行ってみても、そのことがよくわかる。
この服装は、後の項でも話すが、とても動きやすくおすすめの服装だと言える。すべて揃えても5000円以下で収まるくらいで、購入するお店によってはもっと安く揃えることができるだろう。

レギンスは七分丈がベスト?

前述した「Tシャツ短パン、アンダーシャツやレギンス」といった服装がおすすめではあるが、さらに言えば、「上の服装は何でもOK、下は七分丈」というのもおすすめだ。七分丈のズボンでも良いし、レギンスを七分丈にするのも良いだろう。
というのも、ボルダリングでは「袖や裾」が邪魔になることがあるからだ。腕の部分は重力の関係でそれほど邪魔にならないが、足元となると話は別だ。余分に長ければ下に落ちてきて、足を滑らせる原因になる。選ぶ際にはこの点をよく考えておこう。

ズバリ動きやすい?重くない?

服装の袖や裾の長さは配慮するに越したことはない。しかし、着た時の動きやすさも同様だ。 素材が硬いせいで身体を動かしづらいものや、重いと感じるものはおすすめできない。上へと登っていく際に、余分な体力を使う原因となり、パフォーマンスが落ちる。よりよい結果を出すためには、やはり動きやすく軽い素材の服装をするべきでだろう。
その点でも、前述した「Tシャツ短パン、アンダーシャツやレギンス」といった服装は、かなり良いと言えるだろう。

忘れてはいけない通気性、吸汗速乾を選ぼう

Tシャツやアンダーシャツ、レギンスは、「吸汗速乾」の製品を選ぶことをおすすめする。 ボルダリングでは、流れる汗や湿気が登る際の滑りを招く。滑れば思うように「ホールド(出っ張り)」を掴めないばかりか、転落の原因になる。その危険を防止するためにも、「吸汗速乾」がおすすめだ。着心地も良くなるので、楽しくボルダリングをすることができる。
もちろん、「吸汗速乾」と冠されていなくとも、通気性に優れた製品はある。購入する際は、お店に行ってよく確認しよう。

最終的に重視するのはデザイン性?

これまで紹介したポイントを押さえたら、あとはどんな服装をしてもよいだろう。最終的には「デザイン性」を重視するということでも構わない。
最近販売されているスポーツ関連の服装は、機能面はもちろんこと、色や形などのデザイン性に富んだ製品も多く出回っている。どれにするか悩んだ場合は、ご自身の気に入ったデザインのものを選ぶとよいだろう。 着ていて楽しい服装は、スポーツをすることも楽しくさせてくれるはずだ。

まとめ

ボルダリングでは「Tシャツ短パン、アンダーシャツやレギンス」という服装をしている方が多い。 この服装は、動きやすさや安全性の面からも、かなり理に適っている言ってよいだろう。 しかし、最終的にはデザイン性で選ぶのもアリである。動きやすく安全であれば、思いっ切りおしゃれな服装を楽しんでみるのも良いのではないだろうか。