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目指せ平均観客動員数5千人!バスケ新リーグ、Bリーグ!

2016 9/14 00:42
B.League
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Photo by moomsabuy/Shutterstock.com

新リーグであるBリーグのことをもっと知りたい方へ
2016年に始まるバスケのBリーグについて、より知識を深めて観戦に臨みたいですよね?
今回は、目標とする観客動員数の内容を含めたBリーグについてのお話しします。

Bリーグについて改めて知っておきたい!

そもそも、Bリーグについて、あまり知らないという人もいると思いますので、改めてBリーグについて簡単にご紹介したいと思います。Bリーグは、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの略称です。2015年に参入チームと階層が決まったリーグで、初年度は2016年の9月22日から開催されます。
リーグの構成は、カテゴリとしてB1、B2、B3リーグに分類されており、B1、B2リーグは各18クラブ、B3リーグは9クラブが在籍する形となります。

目標平均観客動員数2,000人の理由は?

Bリーグは、全クラブの目標平均観客動員数を2,000人を目標としていると発表しています。プロ野球やサッカーをイメージするとあまり多くないんじゃないかと思ってしまいますが、Bリーグの前身であるbjリーグやNBLなどの昨年の実績を確認してみると、B1リーグのクラブだけで見ても7クラブしか平均観客動員数2,000人を超えていないのです。多くのクラブチームは1,500人前後となっており、決して低い目標でないことがうかがえます。

以前のリーグで2,000人を達成していたチームは?

実際に2015年度にBリーグの目標である2,000人の平均観客動員数を達成していたのは、7クラブです。bj仙台、bj秋田、NBLリンク栃木、bj新潟、bj浜松・東三河、bj琉球です。特にbj琉球が突出しており、昨年の平均観客動員数は3,239人と、かなりの人数を獲得しています。
そのほかのチームの多くは、平均がギリギリ2,000人ではあるものの、昨年度の最終週では、北海道では5,000人以上、千葉では4,700人以上の満席に近い動員を達成しているので、決して不可能ではなさそうですね!

Bリーグに加入するための条件とは

今年度、Bリーグに加入したクラブは全部で45クラブでありますが、参加したければ誰でも加入できるわけではありません。バスケットクラブとしては厳しい条件として、5,000人以上収容できるアリーナを確保することを最低条件として提示されました。これまで、日本のバスケットボール界では考えても実施することができなかった条件を、今回初めて実現したのです。

Jリーグに学ぶホームアリーナの意義

プロバスケットリーグに今まであまり浸透していなかった、ホームアリーナという概念です。
日本で現在人気である野球やJリーグにおいても、ホームグラウンド、ホームスタジアムがあり、特に後進であるJリーグを参考にしたようです。ファンにとって、ホームアリーナがあるということは、非常に重要なことであります。ホームに応援に行くことにより、ファン同士のつながりを徐々に作ることができ、コミュニティが生まれます。コミュニティが生まれると、定期的に試合観戦を訪れる人が増えていくからです。

まとめ

さて、今回は今年初年度が開催されるBリーグの目標平均観客動員数についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
平均2,000人という目標は、高い目標ではありますが、決して不可能な目標ではなさそうですね。
これからどんどん盛り上がっていくことを期待したいです。

以上「目指せ平均観客動員数5千人!バスケ新リーグ、Bリーグ!」でした。