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Bリーグ2018-19シーズンは千葉VS.川崎で開幕 バスケの魅力が伝わる試合を!

Bリーグ開幕戦,千葉ジェッツ,川崎ブレイブサンダース,大河正明,小野龍猛,篠山竜青,Ⓒマンティー・チダ
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Ⓒマンティー・チダ

Bリーグ2018-19シーズン開幕カード発表

Bリーグ2018-19シーズンの開幕カードが発表され、B1、B2リーグは以下の通りとなった。

Bリーグ開幕戦

Bリーグ地区分け

B1は平日開催を増加、B2はB1より1週早く開幕

今季のカード発表にあたり、大きな特徴が3つ挙げられた。
まずは「B1の平日開催を増加」。今季は平日開催(水曜が中心)が計12回組まれている。大河正明チェアマンは「プロスポーツのトップリーグとして平日開催をし、お客様に来てほしいし、平日夜のニュースにも取り上げてほしい」と平日開催増についてコメントした。代表活動の兼ね合いで12月1週目と2月3週目・4週目で開催ができないという影響も加味しての日程となった。

次は「B1の試合を1試合先出し」。Bリーグは開幕シーズン、アルバルク東京と琉球ゴールデンキングスのカードからスタートした。昨季は全チーム同時開幕としたが、今季は1カードのみ先出しで開幕を迎える。今季の開幕カードは「千葉ジェッツ VS.川崎ブレイブサンダース」。10月4日、船橋アリーナで開催するこのカードからB1リーグはスタートする。

最後に「B2がB1より1週早く開幕」。これについては、様々な理由があった。B1が平日開催を12節設けたことに対し、B2はわずか3節の開催となった。大河チェアマンは「B2は週末を中心に熱戦を繰り広げていきたい」と週末重視の目的を話した。そして、日本代表の活動や、9月末にアルバルク東京がアジア王者を決める試合に出場することも考慮した。

大河チェアマンは今季を「Bリーグの真価が問われる」とした。「平日開催にチャレンジする最初のシーズンでもあり、バスケットボールが国民的スポーツになるためのファーストステップとした」と続けた。プロ野球、Jリーグに次ぐプロスポーツリーグとなるための重要な1シーズンになるようだ。

Bリーグ開幕戦

B1先出し開幕カードは「千葉ジェッツ」と「川崎ブレイブサンダース」

大河チェアマンは「開幕カードとして、集客力No1の千葉ジェッツに(ホームの)権利があるだろうと感じた。川崎はオーナーが東芝からDeNAに変わり、ファジーカスも帰化して本格化した最初のシーズンなので、ニューブレイブサンダースに期待した」と先出し開幕カードとした理由を挙げた。

思い返せば、昨季この両チームは好ゲームを繰り広げた。レギュラーシーズンは3勝3敗。そして、ゲーム3までもつれて激闘を繰り広げたクォーターファイナルの1戦は記憶に新しいところだ。

演出においても「あくまでも主管は千葉ジェッツ。しかし、Bリーグ全体の開幕戦という意味も込めて、新しいBリーグの革新的なイメージになるようにしたい。地上波も現在検討中」と進化を目指す3年目のスタートを人気チームと共にフライトする。

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「オフは満喫し尽しました。あとはバスケに集中するだけ」千葉・小野龍猛

開幕戦に川崎を迎えて、先出しという形でホームゲームを迎えることになった千葉・小野は「昨シーズンバチバチだったので、すごく楽しみ。船橋アリーナで迎えるので、しっかり準備をして2連勝ができれば」と話す。

オフを南国で過ごし「もう満喫し尽しました。あとはバスケに集中するだけ」と休養十分の様子だった。シーズン中の厳しい表情とは違い笑顔が絶えなかった。髪の毛を金髪にしていて突っ込まれる場面もあったが「これはトヨタ時代もやっていて、もう一度してみようかな」と茶目っ気たっぷりで返答した。

日本代表に関しても「代表復帰」と最後に付け足すように答えた。今季も千葉を引っ張ってくれることは間違いなさそうだ。

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「この開幕戦を見ればバスケットの魅力があなたにもわかるという試合を見せます」川崎・篠山竜青

いつもよりリラックスしていた小野に対し、川崎・篠山は言葉ひとつひとつに力が入っていた。W杯2次予選進出を決めた日本代表の一員だった篠山は「とにかくのんびりしたい」と激戦で疲れた体を癒している最中だった。

しかし、対千葉戦の話になると言葉の勢いが変わった。昨季のチャンピオンズシップクォーターファイナルで顔を合わせた両チームはGAME3までもつれ、川崎は千葉に敗れた。そして、篠山自身もケガ明けで本来のパフォーマンスとは程遠い状況で不完全燃焼に終わった。「昨季の借りを返す機会が開幕戦で訪れたというのはチャンス」とした篠山は、代表で共に戦った千葉・富樫とマッチアップすることに触れて「代表のポイントガード対決としていっぱい扱ってください」と報道陣にアピールすることも忘れなかった。

さらにテレビ用に「この開幕戦を見ればバスケットの魅力があなたにもわかるという試合を見せます」とコメントした後「なかなかいいでしょ」と自画自賛する場面もあった。

「今季は数字にもこだわりたい」と話した篠山。「得点とアシスト合わせて13以上」と数値目標も示した。代表で結果を残した自信がこの会見でも表れていた。今度はチームにその経験を還元してほしい。

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「もっと海外経験を」大河正明チェアマン

大河チェアマンは、以前Jリーグの役職に就いていた。先日のワールドカップアジア1次予選でオーストラリアを下したことに関して「サッカーでコロンビアに勝利するよりも難しい」とコメントした。それもそのはずでサイズも違えば一度も勝利したことがないし、NBAの選手も数名入っていたので、こういうコメントになるのも無理はない。

改めてサッカー日本代表から学んだことを聞いてみると「今回のサッカー日本代表は先発メンバー11人のうち10人が海外のチームに所属している。そのことがJリーグに直結しないという悩みがあるものの、バスケットボールでも日本代表選手の中にNBA所属選手やユーロリーグなど海外チームに所属する選手がいること、サッカー日本代表のように中学・高校年代から海外チームとの試合経験を積んでいること、これは大事だと思った。海外経験を増やし、海外で活躍する選手の育成を目指していきたい」と話す。

先日のワールドカップアジア1次予選で活躍した八村塁は、アメリカのゴンサガ大に入学し、海外で経験を積んでいる。今回の代表には選出されなかったが、現在NBAサマーリーグからNBA入りを目指している渡邊雄太もそうだろう。学生時代から海外の厳しい環境を経験することで、自己肯定感も向上しいざとなった時の勝負強さにも拍車がかかる。

「代表が強くないとBリーグも盛り上がらない」と千葉・小野が話す通り、日本代表のレベルが高ければ高い程注目を集めることになる。今季開幕までに一部のチームは海外の大会に出場する。こういう大会を経験し、願わくは勝利することで自信にもなる。

代表が強くなるため、Bリーグが盛り上がるためにも、今季開幕戦を飾る両チームの対戦そのものが伝説につながるようになれば、きっと盛り上がることは間違いないだろう。リーグ戦開幕まで3か月を切った。開幕までが待ち遠しい。

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