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折茂社長一日付き人を本当にやりました!「オリモVSシマダ 同級生ガチンコ対談」

島田慎二社長,折茂武彦社長,Ⓒマンティー・チダ
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Ⓒマンティー・チダ

折茂社長が島田社長の付き人?

事の発端は、千葉ジェッツとレバンガ北海道の対戦試合で実施した「オリモvsシマダ どちらが多くTシャツを売れるか!?47歳社長対決」だった。負けたチームの社長は、勝ったチームの社長の「1日付き人になる」というペナルティ付きの共同企画だ。

対象試合と対決結果は以下の通りとなり、折茂社長が島田社長の「1日付き人」をすることに決定。

「オリモvsシマダ どちらが多くTシャツを売れるか!?47歳社長対決」結果

折茂社長が島田社長のカバンを持つ?

折茂社長の「1日付き人」が始まった。まず、両チームのオフィシャルスポンサーである「JAL日本航空」でシーズン終了の挨拶をしたあと一度事務所に戻り、今度は千葉ジェッツのオフィシャルパートナーである「リンクス・ビルド」に挨拶訪問をする予定だ。

事務所に戻った際に島田社長が「折茂くん、コピーを頼めるかな?」と声をかければ、「かしこまりました」と折茂社長がコピーをとりに行き、「リンクス・ビルド」のエレベーターに乗り込む際には、行き帰りともに島田社長のカバンを持った折茂社長がエレベーターのドアを抑えながら中へ誘導。バスケットボール選手としての「折茂武彦」しか知らない筆者には想像できなかったレアな場面に遭遇することができた。

付き人終了宣言の時に記者会見を実施

「付き人」として「リンクス・ビルド」に訪問し任務終了を迎えた折茂社長は、島田社長と一緒に「付き人」の終了宣言も兼ねた記者会見に臨んだ。会見の冒頭で「島田社長の近くで色々学べた。良い思い出になり勉強になった」と付き人を終えての感想を話した折茂社長。企画で敗れたとはいえ、島田社長の付き人はやってみたいという思いもあったそうだ。

当初、Tシャツ販売対決は折茂社長がリードをしていた。ところが驚くことに、負けず嫌いで有名な島田社長は声を張り上げながらショップに張り付いたのだ。「折茂社長は選手でもあるので顔が売れているが、私は選手ではない。しかし、負けず嫌いなので頑張ってしまいました」と、勝負ごとへのこだわりを見せた。

折茂社長は「1日付き人」の感想として「若い頃、先輩たちにやっていた時代を忘れていて、あとから気が付くことが多かった。カメラが無い方が構えなくてよいので、もっとやれたのかも」と反省の弁を述べた。選手であり経営者でもある折茂社長は「立場が違うからと言って特に変えていない。付き人においても」とした上で「ヘッドコーチも年下なので、立場をわきまえている。島田社長が年上であればもっとできたのかも。同級生なので。割り切れたけれどね」と自身の「付き人」ぶりについては満足した結果にはならなかったようだ。

今年の企画を踏まえて、「来年は会場に足を運ぶ動機付けでやりたい。勝負は関係ない」と企画の継続に意欲を燃やした二人。島田社長は、仮に負けて「1日付き人」をすることになっても「北海道に行けるだけでも勝ちだから、イクラも食べられるし」と楽しそうに話した。しかし、折茂社長から「北海道のテレビ塔ダイブ」を提案されると、厳しい表情で「高所恐怖症だからそれだけはやめて。その罰ゲームだけは100%駄目だ」と頑なに拒否の姿勢を示した。

「北海道のテレビ塔ダイブ」とは、2017年7月に北海道のテレビ塔に誕生したアトラクションだ。折茂社長は記念すべき第1号ジャンパーとして登場し、大役を果たしたため「下から見た時はそうでもないと思ったけど、実際あの場に立つと怖い。なかなか飛べなかった」と当時の状況を明かしていた。

島田慎二社長,折茂武彦社長

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場所を「焼肉大将軍」に移してガチンコ対談がスタート

千葉ジェッツオフィシャルパートナーの「焼肉大将軍」に場所を移してからは、焼肉を囲んで同級生社長同士の「ガチンコ対談」となった。

「折茂社長はバスケ関係者で一番飲食を共にしている」と話す(トルツメ)島田社長。船橋アリーナで試合があるときは船橋市内で、北海道で試合があるときは北海道内で食事をする。顔を合わせた2人の話題は、もちろん「バスケットボール」だ。この対談が実現したのはオフシーズンに突入した6月中旬で、選手の移籍・残留などが多い時期でもある。そして「この時期が一番嫌かな」と口をそろえる2人。

経営者であり選手でもある折茂社長は「誰がどのチームに行く。なんであそこにあの選手が?自分は選手でもあるので、何でそのチーム?という想いもある」「選手である以上は選手の評価をしないと決めてはいるが、北海道で一緒に頑張ってきた選手がいなくなるのはつらい」と複雑な心境を話した。
一方、「昔よりはやりにくくなっている。Bリーグが発展すると、当然選手たちも求めてくる(ものが増える)ので大変だから」と話し苦悩を見せつつも「6月末ぐらいまでにはある程度決まっている。発表していなくても。そして、2か月もすると落ち着く。この時期が一番混沌とする」と話す島田社長。来シーズンのチーム編成を行う上で、経営者としての手腕が問われる時期でもある。

島田慎二社長,折茂武彦社長

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「松島みたいに踊れる奴はいないな」

話は、先日のBリーグアワードショーで話題になった「劇団松島」に及んだ。「ジェッツでは対抗できないけど、打倒松島で作りますよ」と島田社長は勢いよく話すが、折茂社長は「面白い奴は見たことあるが、踊れる奴はなかなか見ないですね」ともう感心するしかなかった。

「劇団松島」とは、レバンガ北海道の松島良豪がチアを従え試合前にバブリーダンスを披露するというもの。今では女子高校生がこれを見るためにチケットを買うという現象も起こっているそうだ。

折茂社長に「劇団松島」誕生秘話を聞いてみた。

「選手入場の時に松島が先頭でコートに入場するが、他の選手が意地悪して入場せずにコートの外で待っていて、松島が『早く来いよ』と言ってコートに入れようとしても、他の選手は無視して笑っていた。毎回こういうことを続けていたら、松島自身が何かで繋ぐようになってきて、内容も凝ってきてあそこまでになった」と明かす。短期間で大きな成長を遂げていた。

「いきなり踊り出したのでヘッドコーチに怒られたそうだが、クラブ側はOKを出していて、ヘッドコーチもそれ以来見ないふりをしていた」と舞台裏を明かした。

「松島もテレビでもあの調子で繋ぐから。アワードショーもレバンガが一番尺長くて、物おじせずに何でもやってしまう。大河さん(Bリーグチェアマン)をはじめ、みんな笑っていた。あいつも二刀流、劇団四季のライオンキングの歌を全部覚えたから」と笑いながら話す。

今シーズンはBリーグにニューヒーローが誕生した。来シーズンもプレー以外で会場を沸かせる選手が出現すれば面白いことになるだろう。そして島田社長と折茂社長には今後もより一層、Bリーグを盛り上げていってほしい。

島田慎二社長,折茂武彦社長

Ⓒマンティー・チダ

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